コマツ、北米向けアーティキュレートダンプトラック「HM460-6」にK-Tec社製スクレーパー「1237 ADT」の使用を承認

コマツ北米(Komatsu):2026年10月21日

コマツは10月21日、新型アーティキュレートダンプトラック「HM460-6」に、K-Tec(ケーテック)社製のADTスクレーパー「1237 ADT」を組み合わせて使用することを承認したと発表した。北米のコマツ販売店向けに、強力なマスアースムービング(大量土工)用コンビネーションを提供する。

出力518馬力の「HM460-6」と、容量37立方ヤード(約28.3立方メートル)の「1237 ADT」を組み合わせることで、オペレーター1人で運用可能な汎用性の高いマスアースムービングプラットフォームが実現する。必要に応じて「HM460-6」を通常のダンプトラックに戻せるため、フリート管理者にとっては二重の用途を持つ資産となる。

コマツのエンジニアによる現場条件を想定した試験を経て承認されたため、「HM460-6」の1年間無制限保証は維持される。また、最長60カ月・1万時間までの延長保証オプションも利用可能。コマツ販売店はK-Tecとの協業の一環として、即日からK-Tec製スクレーパー、ヒッチ、部品を直接発注できる。詳細は最寄りのコマツ販売店に確認されたい。

コマツ建設製品・サービスディレクターのブルース・ボーベル(Bruce Boebel)氏は「マスアースムービングでは、現場の規模や切土・最終仕上から主排土場までの距離に応じてさまざまな機械の組み合わせが必要になる。アーティキュレートトラックのシャーシに牽引式スクレーパーを組み合わせることで、長距離運搬に大きな利点が生まれ、軟弱地や複雑な地盤条件にも対応しつつ、比較的高い走行速度を確保できる」と説明している。

K-Tec製品ディレクターのショーン・アイドセ(Shaun Eidse)氏は「新型『HM460-6』はスクレーパー用途に非常に適している。大量の材料を動かすための馬力、トルク、トラクションを備えつつ、従来の運搬トラックとしても、K-Tecスクレーパーを装着しての運用としても使える点が大きなメリットだ。長距離の大量掘削で、走行速度とトラクション、大量の土砂移動能力が求められる場面で強力な組み合わせになる」と評価している。

「HM460-6」は2026年のCONEXPO-CON/AGGで初披露された新型機で、前機種「HM400-5」に対しトルクを23%向上。新型ディーゼルエンジン「DBA127」を搭載し、燃料効率も大幅に改善した。排気ガス再循環(EGR)を採用しないことで、燃料消費を抑え、作業力に振り向けている。

新開発の9速コマツトランスミッションとインテリジェントギアコントロールを採用。コマツトラクションコントロールシステムとクロスアクスルディファレンシャルロックを組み合わせ、軟弱地・湿潤地を含むあらゆる条件でトラクションを維持する。標準のハイドロニューマチックサスペンションにより、乗り心地と安定性も確保している。

ボーベル氏は「1人のオペレーターが快適かつ制御された状態で、周囲の状況を把握しながら1日に数千立方ヤードの材料を動かせる。すでに取引のあるコマツ販売店のサポートのもと、過酷な条件に対応するトラックが支えるプレミアムな大量掘削・運搬ソリューションだ」と述べている。
詳細はコマツのウェブサイト、またはK-Tecのウェブサイト、最寄りのコマツ販売店で確認できる。

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