ボッシュレックスロス、プレスブレーキ向け油圧パワーユニットを拡充

・ダブル仕様と高出力シングル仕様、シリンダーマニホールドを投入

ボッシュレックスロス(Bosch Rexroth):2026年10月5日

ボッシュレックスロスは、欧州の板金加工機械展ユーロブレッヒ(EuroBLECH)で、プレスブレーキ向けソリューションの拡充ラインアップを披露している。

ABKAGシリーズの新型ダブルパワーユニットと高出力化したシングルパワーユニット、機能統合型シリンダーマニホールドを出展し、機械の省スペース化、曲げ精度、省エネルギー性の向上を訴求する。

■1台のタンクに2ユニットを集約

ボッシュレックスロス(Bosch Rexroth)は10月5日、ドイツ・ローア・アム・マイン(Lohr am Main)発で新製品を発表した。ユーロブレッヒ(EuroBLECH)では、プレスブレーキ向けとして3つのソリューションを紹介している。

新型のABKAGダブルパワーユニットは、2台分のパワーユニットを1つのコンパクトなシステムにまとめた。タンクは1つで、中央のマニホールドを備える。バルブや配管、付属品を大幅に削減できるという。接続可能な状態で納入されるため、機械メーカーの据え付け工数を減らせる。コンパクトな設計により、設置スペースが限られるプレスブレーキにも搭載できる。

駆動には高性能サーボモーターのMS2Nと、実績あるA10FZG型アキシャルピストンポンプを組み合わせた。必要なときに必要な分だけエネルギーを供給する「パワー・オン・デマンド」方式で、消費エネルギーと運転コストを抑える。

■シングル仕様は高出力クラスを追加、サイズ16マニホールドにも対応

既存のABKAGシングルパワーユニットには、上位の性能クラスを追加した。サイズ16のマニホールドも選べるようになった。機械の左右どちらにも配置できる汎用設計で、バリエーションを減らせる。機械メーカー(OEM)にとっては、在庫管理や補修部品の取り扱いの簡素化につながる。シングル仕様にも、パワー・オン・デマンドによる省エネ効果がある。

■バルブ制御機向けにはシリンダー直付けマニホールド

ポンプ制御方式に加え、バルブ制御式プレスブレーキ向けの製品も強化した。新しい機能統合型シリンダーマニホールドは、シリンダーに直接取り付ける構造。使用材料を減らし、システム内の圧力損失を抑える。アクチュエーターに近い位置に置くことで、曲げ加工の制御性も高まるとする。

同社は、機械メーカーとエンドユーザーの双方に、性能向上と運転コスト低減の価値を提供できるとしている。展示ブースは11ホールのD08(原文表記は「Hall, Stand 11, Stand D08」)。

■ボッシュレックスロス(Bosch Rexroth)について

ボッシュ(Bosch)グループで駆動・制御技術を担う。モバイルおよびインダストリアルアプリケーション、ファクトリーオートメーションの各分野で、油圧、電動ドライブ・制御、ギア、リニアモーション、アセンブリ技術などを提供する。世界80カ国以上に拠点を持ち、従業員は約31,900人。2025年の売上高は65億ユーロだった。

ボッシュグループの従業員は約413,000人(2025年12月31日時点)、2025年の売上高は910億ユーロ。ロバート・ボッシュ(Robert Bosch GmbH)と、約500の子会社・地域会社で構成され、研究開発に約82,000人が従事している。  

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