カルマー、オタワT2ターミナルトラクターの安全対策を実施

カルマー(Kalmar):2026年10月5日

カルマーは10月5日、米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)に「オタワT2(Ottawa T2)」ターミナルトラクターのリコール通知を提出したと発表した。対象は「オタワT2 4×2 DOT/EPA」「オタワT2オフロード(Ottawa T2 Off Road)」「オタワT2 6×4 DOT/EPA」の各仕様である。

今回のリコールは、キャビン内の配電盤で電気絶縁抵抗が低下し、短絡が発生する可能性があるため実施するもの。極めてまれなケースでは、熱事象(thermal events)につながった事例も確認されている。

これらの事象が発生した車両はオタワT2全体のごく一部で、全対象車両の0.001%未満にとどまるという。

カルマーは、発生頻度が極めて低い事象ではあるものの、問題に先手を打って対応し、オタワT2の安全性と信頼性を維持するため、今回のリコールを実施する。

具体的には、リモート・グラウンド・スタッド(RGS)/ヒューズを追加し、特定の電気回路を完全に絶縁することで、熱事象の発生を防止する。

同社は今後数週間以内に対象車両の顧客へ直接連絡し、RGSの取り付け方法など、実施に関する詳細を通知する。カルマーのサービスチームは顧客と直接連携して作業日程を調整し、車両を可能な限り早期に稼働へ復帰させる。

カルマーのターミナルトラクター部門プレジデント、トール・ブレンデン(Thor Brenden)氏は、「顧客の安全と操業の信頼性は、当社にとって最も重要である。対象車両の所有者に直接連絡し、明確な指針を提供するとともに、必要な作業を完了する。今回の対応を通じて顧客およびサービスネットワークと緊密に連携し、オタワT2ターミナルトラクターの車両群が生産性を維持できるよう支援する」とコメントしている。

■カルマー(Kalmar)について

カルマー(Kalmar、ナスダック・ヘルシンキ:KALMAR)は、世界の重要なサプライチェーンにおける物流を支えるマテリアルハンドリング機器・サービスを展開している。持続可能なマテリアルハンドリング機器・サービスの先駆者となることをビジョンに掲げ、港湾・ターミナル、配送センター、製造業、重量物流向けに幅広い機器・サービスを提供している。

本社はフィンランド・ヘルシンキ。世界120カ国以上で事業を展開し、従業員数は約5,300人。2025年の売上高は約17億ユーロ。

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