・四日市工場霞地区とインドネシア・カラワンで2028年度稼働へ
第一工業製薬(京都市南区)は9月30日、2026年7月29日に公表した低誘電樹脂材料の設備投資に関する詳細を決議したと発表した。投資額は合計約100億円。四日市工場霞地区(三重県四日市市)とインドネシアの連結グループ会社PT DAI-ICHI KIMIA RAYA(カラワン)に製造プラントを新設し、2028年度以降の稼働開始を予定している。
近年、データセンターおよび高速通信インフラ向け市場の拡大に伴い、低誘電樹脂材料の需要は堅調に拡大している。同社は、この成長機会を確実に取り込むため、生産能力の増強に向けた設備投資を実施する。国内外で生産体制の拡充と能力増強を進めることで、顧客への安定供給の確保に加え、事業継続計画(BCP)の観点から供給体制のさらなる強靭化を図る。
設備投資の概要は次のとおり。
■第一工業製薬株式会社 四日市工場 霞地区
・所在地:三重県四日市市霞1-23-5
・着工時期:2027年1月頃
・設備稼働予定:2028年10月頃
■PT DAI-ICHI KIMIA RAYA
・所在地:インドネシア・カラワン
・着工時期:2026年11月頃
・設備稼働予定:2028年4月頃
同社は中期経営計画「SMART 2030」で掲げた当初の業績目標を前倒しで達成しており、電子・情報分野を成長領域の一つと位置付け、事業拡大を進めている。