住友重機械工業は10月1日、AGV(無人搬送車)やAMR(自律走行ロボット)の駆動に必要なギヤ・サーボモータ・ドライバの3つのキーコンポーネントで構成された「AGV用ドライブソリューションsmartris(スマートリス)」に、RS-485 Modbus RTU通信機能を備えたドライバを追加し、発売すると発表した。
■RS-485 Modbus RTU通信機能について
smartirsでは従来、上位コントローラとのインターフェースにCANopen通信機能を備えたドライバをラインアップしていた。今回追加するRS-485 Modbus RTUは、FA機器で多く使用されるRS485系の通信機能で、特に日本やアジア地域のお客様からのニーズに応えるもの。
寸法、質量、基本仕様、駆動するモータおよび回転検出器の種類は、従来品(CANopen用ドライバ)と変わらず、ギヤモータの取り扱いやモータとドライバを接続する各ケーブルにも影響はない。
■smartrisについて
smartrisは、当社が培ってきた減速機の技術と、当社グループのLafert S.p.A.(ラファート社)が培ってきたサーボ制御技術が融合することで生まれた新しい製品です。AGVやAMRの駆動用として最適なギヤ・サーボモータ・ドライバをワンパッケージにした、安全でコンパクトなこのドライブソリューションは、さまざまなタイプのAGV/AMRの走行性能や可搬性能を実現する。
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