アマダマシナリー、オランダの鉄構加工機大手とODM提携

・アマダマシナリー、鉄構加工機の商品ラインナップを拡充

・形鋼加工の自動化・省力化とスマートファクトリー化を推進

アマダマシナリー(神奈川県伊勢原市)は11月4日、オランダの鉄構加工機メーカー、フォールトマン・スチール・マシナリー(Voortman Steel Machinery)とODM提携を締結したと発表した。提携に基づき、同社はVoortmanからのODM供給を受け、鉄構加工機の日本国内での展開を進める。2027年春の本格販売開始を予定しており、商品ラインアップの拡充と鉄骨一次加工におけるスマートファクトリー化を加速する。

本格販売に先立ち、形鋼の高速穴あけおよび高速ミーリング加工が可能な3軸超硬多機能ドリルマシン「A631」の特別内覧会を2026年12月に開催する。また、バンドソーとの複合ライン「A631+AB1250」の特別内覧会を2027年2月に実施する。

Voortmanは、オランダに本社を置く鉄構加工機械分野のリーディングカンパニーである。自社開発ソフトウエアと先端加工機械を融合したシステムを展開し、欧米を中心にグローバル市場で高いシェアと実績を持つ。工程間のボトルネック解消から工場全体の生産プロセスの自動化・最適化まで、スマートファクトリー化を実現するソリューションを提供している。
近年、建設現場における人手不足の深刻化や加工ニーズの複雑化・高度化を背景に、鉄骨一次加工現場では生産性向上と多様な加工への対応が求められている。アマダマシナリーは今回の提携により、商品ラインアップを大幅に拡充するとともに、Voortmanの多機能ドリルマシンを展開し、高速穴あけや高速ミーリング加工などの高度な加工要求に対応する。

また、多彩なライン構成に対応することで、顧客ニーズに合わせた自動化・省力化に貢献する。バンドソーとの複合ラインでは、マシンとブレードを長年にわたり総合開発してきた同社の技術を生かし、最適なバンドソーブレードを開発。高速切断とブレードの長寿命化によるランニングコスト削減を目指す。

国内約90名の専任サービスエンジニアによるサポート体制と迅速な部品供給体制を整え、安定稼働を支える運用の実現を図る。

今後は、取り扱いマシンのラインアップ拡充に加え、形鋼穴あけ機「6BH」シリーズなど既存の鉄構加工機の進化と技術融合を推進する。さらに、両社のソフトウエアおよびデジタル技術の連携を進め、VoortmanのBIMシステムから加工機へのシームレスなデータ連携を実現する。

アマダグループのIoT「V-factory」や製造DXソリューション「LIVLOTS」との連携も順次進め、プログラム作成から加工、工場全体の生産管理までを見据えた鉄骨一次加工のスマートファクトリー化を目指す。

■特別内覧会スケジュール
・形鋼3軸超硬多機能ドリルマシン「A631」
日時:2026年12月18日 13時~14時30分
場所:アマダ・グローバルイノベーションセンター(神奈川県伊勢原市)
・複合ライン「A631+AB1250」
日時:2027年2月17日、18日 13時~14時30分
場所:アマダ土岐事業所(岐阜県土岐市)
※イベントは事前予約制。問い合わせは最寄りのアマダグループ営業所まで。

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