安川電機、新型7軸大型塗装ロボット「MOTOMAN-PA3050HB」を販売開始

・業界最大クラスのロングリーチ3050mmでフレキシブル塗装を実現
・独自の7軸構造で6軸並みの操作性を維持しつつ干渉を回避
・自動車ボディーなど大型ワーク塗装に最適、塗装ブースの省スペース化にも貢献

安川電機は10月7日、新型7軸大型塗装ロボット「MOTOMAN-PA3050HB」(可搬質量15kg、最大リーチ3050mm)の販売を開始した。

自動車ボディーをはじめとする大型ワークの塗装では、長い最大リーチが求められる。従来の6軸構造ではリーチを伸ばすとアームが長くなり、手前側の塗装で適切な姿勢を取りにくくなるほか、塗装ブース壁など後方設備との干渉リスクが高まるという課題があった。一方、一般的な7軸構造では操作が複雑になる問題もあった。
MOTOMAN-PA3050HBは、業界最大クラスとなる3050mmのロングリーチを備えながら、上腕部に曲げ軸を追加した独自の7軸構造を採用し、各アーム長のバランスを最適化した。これにより、従来の6軸構造と同等の操作性を保ちつつ、追加軸でアーム形状を柔軟に変化させられる。結果、手前側塗装に適した姿勢の確保や、周辺設備との干渉回避が可能になった。ロボットコントローラ「YRC1000」を採用し、塗装工程の自動化で高度な機能と性能を提供、生産性向上と品質安定化に寄与する。

■主な特長
(1)独自の軸構造による高いアクセス性能
1-2軸(S-L軸)を500mmオフセットし、マニピュレータを高い位置に設置した場合でも優れたアクセス性を発揮。Uアームに曲げ構造の冗長軸を追加することで、塗装時の干渉を回避しやすく、自由度の高い動作を実現する。
(2)広い動作範囲と省スペース化
業界最大クラスの3050mmロングリーチにより、ロボットをコンパクトにレイアウトでき、塗装ブースの小型化を可能にする。ブース空調に伴うCO₂排出量削減とランニングコスト低減にもつながる。マニピュレータは左右対称レイアウト対応の2タイプを用意し、自動車ボディーやバンパーなどの大型ワーク塗装に適する。
(3)塗装機器の高度な制御
高機能コントローラYRC1000により、吐出量・高電圧・エア条件などの塗装条件をロボットプログラムで直接制御可能。

■主な用途
自動車ボディー、バンパーなどの大型ワーク塗装

■販売計画
販売開始:2026年10月7日
販売価格:オープン価格

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