竹内製作所、26年3~8月売上は16%増の1,324億円、北米・欧州の販売が好調

・通期予想を上方修正、営業利益445億円へ

竹内製作所は10月13日、2027年2月期第2四半期(2026年3~8月)の連結決算と通期業績予想の修正を発表した。上期は北米でのレンタル会社向け販売や欧州での需要回復が寄与し、売上高は1,323億8,300万円(前年同期比16.0%増)、営業利益は241億9,800万円(同3.4%増)、経常利益は251億2,200万円(同6.0%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は181億2,900万円(同6.3%増)となった。1株当たり中間純利益(EPS)は392.40円(前年同期369.13円)。

■業績概況

主要市場の北米ではクローラーローダー需要が堅調で、ミニショベルにも積極的な販売プログラムを活用。欧州ではミニショベル需要が緩やかに回復し、英国販売子会社や主要ディストリビューターが好調だった。アジア・オセアニアは豪州ディストリビューターの事業閉鎖影響で減少した。

受注高は1,459億8,300万円(同48.1%増)と大幅増。売上高は販売台数増に加え、米国関税の価格転嫁、欧州向け販売価格値上げ、円安効果が寄与した。

利益面では米国関税による17億2,800万円の減益影響(関税コスト増76億8,400万円、価格転嫁33億3,100万円、関税還付26億2,500万円)や原油高に伴う販売運賃増があったが、増収で吸収し増益となった。

■セグメント別動向

日本セグメント(欧州・豪州向けが主体)は売上高373億6,200万円(同4.6%増)、セグメント利益173億4,400万円(同13.9%増)。

米国は売上高753億7,700万円(同18.5%増)も、関税影響やボリュームディスカウント増でセグメント利益42億3,700万円(同4.3%減)。

英国は売上高135億7,100万円(同39.1%増)、利益8億9,000万円(同22.1%増)。フランスは売上高60億6,800万円(同20.1%増)も値引き等で利益2億3,100万円(同28.0%減)。

中国は部品製造が中心で外部売上は僅少ながら利益は大幅増。

■通期業績予想

通期連結業績は、売上高2,610億円(前回予想比7.0%増)、営業利益445億円(同19.3%増)、経常利益442億円(同21.1%増)、純利益315億円(同21.6%増)に上方修正した。EPSは681.71円(従来560.69円)を見込む。

北米は上期レンタル向けが想定超、下期もディーラー向け強化で通期販売台数3.1%増見込み。欧州は在庫調整一巡で下期13.7%増、通期6.0%増。アジア・オセアニアは豪州影響で通期21.8%減見込みだが、全体販売台数は通期4.0%増。主な増益要因は米国関税還付(通期68億円の営業利益増益影響)、増収・円安効果。減益要因は海上運賃上昇や米国ディスカウント拡大。

下期為替前提は1ドル=150円、1ポンド=204円、1ユーロ=175円、1人民元=22.3円。

■配当予想も増額 中間配当は1株110円を実施。期末配当は従来予想の110円から135円に引き上げ、年間配当は245円(前期210円)となる見通し。連結配当性向40%を目指す方針を維持し、2027年2月期から中間・期末の年2回配当を導入する。

竹内製作所の2027年2月期第2四半期決算短信

業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ

決算参考資料