日立建機は9月25日、9月24日より、トヨタ自動車およびウーブン・バイ・トヨタが開発するモビリティのテストコース「Toyota Woven City」(以下、Woven City)にインベンターとして参画したと発表した。未来の建設現場実現に向けた実証の場として活用し、建設現場における安全性・生産性の向上と環境負荷低減につながる新たな施工手法の検証を進める。
Woven Cityは2025年9月25日にオフィシャルローンチした「実証実験の街」で、多様な企業・研究機関が技術やサービスの実証に取り組んでいる。日立建機は「豊かな大地、豊かな街を未来へ 安全で持続可能な社会の実現に貢献します」とのビジョンのもと、同施設を未来建設現場の実証拠点として位置づける。Woven Cityが掲げる「Kakezan」(多様な強みや専門性を掛け合わせて新しい価値を生み出す)の理念に沿い、他のインベンターとの協創を通じた価値創出も目指す。
実証実験では、建設機械とデジタル技術を組み合わせ、センシング技術や地形情報、建機稼働データを活用した施工の最適化、遠隔支援の高度化などを検証する。同社のサービスソリューション「ConSite」で培ったデータ活用技術も積極的に投入し、安全性・生産性向上と環境負荷低減を両立する施工のあり方を探る。得られた知見は将来の製品・サービス・ソリューション開発に反映させる方針。
日立建機は油圧ショベル、ホイールローダ、道路機械、鉱山機械などの開発・製造・販売・サービスをグローバルに展開する建設機械メーカー。新車販売に加え、部品・サービス、再生、レンタル、中古車といったバリューチェーン事業を拡大し、ソリューションプロバイダーとしての地位を強化している。世界約2万5,000人の従業員を擁し、2025年度(2026年3月期)連結売上収益は1兆4,055億円、海外売上収益比率は84%。なお、同社は2027年4月1日付で商号を「ランドクロス株式会社」、コーポレートブランドを「LANDCROS」に変更する予定である。
関連情報として、ウーブン・バイ・トヨタが同日発表したニュースリリース「Toyota Woven City、オフィシャルローンチから1年 実証や仲間が拡大し、発明のサイクルが始動」およびToyota Woven City公式ウェブサイトも参照されたい。
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