ホロット(Haulotte)、DLLと顧客ニーズに応じた金融ソリューションで提携深化

・創造性と柔軟性で市場変化に対応、10年以上のパートナーシップを強化

ホロット(Haulotte):2026年9月21日

高所作業車メーカーのホロット(Haulotte)と、金融サービス大手のディーエルエル(DLL)は、顧客向けにオーダーメイドの金融ソリューションを提供する提携関係をさらに深化させている。市場の金融条件が複雑化し競争が激化する中、両社は創造性と柔軟性を軸に、機械と金融を一体で提案する体制を強化。グローバルな事業展開と地域ごとのきめ細かい対応を両立させ、顧客価値の向上を図っている。

この提携は2,014年から始まり、すでに10年以上の実績を持つ。ホロット(Haulotte)の財務・資金調達ディレクター、クリストフ・ドバティス(Christophe Debatisse)氏は「世界中の販売チームを支援できるリース会社を探していた。ディーエルエル(DLL)は当社の事業展開地域と地理的なカバー範囲がぴったり一致していた」と振り返る。両社は当初から「機械と金融を同時に提供するフルソリューション」を目指し、購買プロセスの簡素化と顧客への提案力強化を進めてきた。

DLLのグローバルOEM・ディーラーファイナンス戦略担当副社長、ブリッタ・マクスパレン(Britta McSparen)氏は「伝統的な銀行と異なり、当社は顧客と資産の双方を評価する。メーカーとの協業を通じて培った資産知識と市場動向の深い理解が強みだ」と指摘する。この技術的専門知識と市場洞察を組み合わせることで、標準的な金融を超えたソリューション設計が可能になっているという。

世界各地で事業を展開する両社は、顧客の期待や規制環境の違いにも柔軟に対応している。マクスパレン氏は「機材自体は同じでも、顧客のプロファイルは地域によって異なる」と述べ、ドバティス氏も「欧州ではコストが重視される一方、米国では手続きの容易さとスピードが重視される」と地域差を指摘する。

近年の金融環境の変化も、提携の進化を後押ししている。以前は金利中心の議論が主流だったが、現在は「金融と延長支払条件を含むオールインワンのソリューション」が求められている。競争相手が積極的な条件を提示する中、両社は創造性を差別化要因と位置づける。ドバティス氏は「創造性が今日のキーワードだ。製品・コスト・支払条件の最適な組み合わせを見つけ、競争力を維持する必要がある」と強調する。

マクスパレン氏も「顧客は迅速な回答を期待する。専門知識を活かし、顧客を理解し、ホロットと緊密に連携して最適な提案を作り上げる。そこがパートナーシップの強みだ」と語る。両社は「一つのチーム」として情報を共有し、課題を議論しながら解決策を探る関係を築いている。

ドバティス氏は「ディーエルエルとは単に『ノー』と言って終わりではなく、どうすれば契約を成立させられるか、条件をどう調整するかを話し合い、道を見つけていく。こうしたパートナーシップの質こそが、顧客に優れたソリューションを提供する決め手になる」と総括した。

市場環境が厳しさを増す中、両社の長期的な信頼関係と創造的なアプローチは、高所作業車業界における金融提案の新たなスタンダードを示している。

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