バルメット(Valmet):2026年9月23日
バルメットは9月23日、アジアの顧客から、塗工板紙製造ライン、オートメーション、ライフサイクルサービスを一括受注したと発表した。新設ラインでは、高品質な塗工板紙を生産し、顧客の生産効率向上と市場での競争力強化を支援する。マシンの稼働開始は2028年を予定している。
今回の納入は、顧客が持つ独自の技術・ノウハウを生かしながら、製品品質と生産効率をさらに高いレベルへ引き上げるもの。バルメットは、高度な板紙製造技術、オートメーション、ライフサイクルサービスを統合して提供することで、高品質な塗工板紙の安定生産と効率的な操業を実現するとしている。
バルメットの包装・紙機械部門、中国・アジア太平洋地域セールスディレクターを務めるマルクス・ベイッコラ(Markus Veikkola)は、「顧客は、高い製品品質、生産効率、長期的な性能を組み合わせたソリューションを求める傾向を強めている。先進的な板紙製造技術、オートメーション、ライフサイクルサービスを1つの統合された納入に組み合わせることで、高品質な塗工板紙の信頼性の高い操業と効率的な生産を支援するとともに、投資期間全体を通じた持続的な性能を確保できる」とコメントしている。
今回の大規模な板紙製造ラインは、原料調成設備からヘッドボックス、リール、ワインダーまでを含む板紙マシン一式で構成する。さらに、オートメーション、デジタルサービス、抄紙機用具、スペアパーツの各パッケージを組み合わせ、マシンのライフサイクルを通じた安定した性能を確保する。
同受注は2026年第3四半期の受注高に計上される。受注金額は非公表。
■ バルメット(Valmet)について
バルメットは、プロセス産業向け技術を手掛けるグローバル企業。顧客の設備ライフサイクル全体を通じて、先進技術・サービスのほか、重要なオートメーションおよび流体制御ソリューションを提供している。225年以上にわたる産業分野での経験と、顧客に近接した世界約40カ国・地域の1万8,500人の専門人材を有する。
2025年の売上高は約52億ユーロ。本社はフィンランド・エスポーに置き、世界約40カ国で事業を展開している。株式はナスダック・ヘルシンキに上場している。