・同一輸送重量で能力約20%向上、片側荷卸しで現場効率を大幅改善
ヒアブ(Hiab):2026年9月23日
ヒアブ(Hiab)は9月23日、北米市場向けにトラック搭載フォークリフト「モフェット M8 NX2(MOFFETT M8 NX2)」シリーズの新モデル「M8 65.3P NX2」および「M8 65.4P NX2」を発表した。最大積載量を従来の5,500lbから6,500lbへと約20%引き上げながら、空車輸送重量は一切増加させていない点が最大の特徴。木材・建材、製造、物流などの分野で、1回の輸送あたりの積載量を増やし、現場での荷卸し時間を短縮することで、フリートの生産性向上と総所有コスト(TCO)低減を狙う。
新シリーズは2方向駆動(3輪)の「3P」と、4方向駆動(カニ走行)の「4P」を用意。コンパクトな輸送重量を維持したまま高能力化を実現し、現場での機動性を犠牲にしない設計としている。
片側荷卸しで作業時間を半減
核となるのは同社独自の「リフトアシスト(Lift Assist)」システムだ。
■主な効果は次の通り。
- 最大5,500lbまでの荷物を、トラックやトレーラーの荷台全幅にわたって片側から荷卸し可能(高さ最大8フィート)
- 車両の位置変更や荷物の引き摺りが不要となり、荷卸し時間を従来比で半減。荷物の損傷リスクも低減
- 1日あたりの配送回数増加と燃料消費削減により、ライフサイクル全体での運用コストを抑制
NX2プラットフォームで安全性と接続性を強化
新型は最新の「NX2」プラットフォームを採用し、次の機能を搭載する。 - 高視認性のクラスⅢフォークキャリッジ、改良型保護グリル、360度ストロボビーコンによる安全性向上
- 「サイドマウント+(SideMount+)」コントロールにより、路肩側から安全に乗降・操作可能
- 3.5インチ多機能カラーディスプレイで傾斜角度、燃料残量、エンジン情報などをリアルタイム表示
- CANバスゲートウェイを介して「マイヒアブ(MyHiab)」アプリおよび「ハイコネクト(HiConnect)」ネットワークに接続。予知保全や稼働状況の可視化を実現
- 高トルクの59hp(44kW)Rehlko KDI 1903ターボディーゼルエンジンを搭載。広開口の「イージーサービス(EasyService)」ドアでメンテナンス性も向上
ヒアブのグローバルプロダクトマネージャー、ギャビン・マクダーモット(Gavin McDermott)氏は「6,500lb対応の新型M8は、重量を増やさずに力とサイクルタイムを向上させ、顧客に明確な競争優位を提供する高ROIツールだ」とコメントしている。
「モフェット M8」6,500lbシリーズは北米の同社ディーラー網を通じて即時受注を開始。詳細やROI試算、実機デモについては同社ウェブサイトまたは正規ディーラーに問い合わせ可能。
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