カナデビア子会社Inova、スイス・ジュネーブ州のごみ焼却発電プラント更新工事を受注

・既存施設は30年以上ぶりの更新、2031年運転開始へ

カナデビアは9月25日、同社の100%子会社で、ごみ焼却発電プラントおよび再生可能エネルギー関連設備の事業開発から設計、建設、保守・運営までを手掛けるKanadevia Inova AG(スイス、以下Inova)が、スイス・ジュネーブ州の公益事業会社Services Industriels de Genève(SIG)から、同州エール・ラ・ヴィルに所在するごみ焼却発電プラント「シェヌヴィエ (Cheneviers)」の更新工事を受注したと発表した。

シェヌヴィエプラントは1993年の運転開始以来、ジュネーブ州の廃棄物処理とエネルギー利用を長年にわたり支えてきた基幹施設。今回の更新では、焼却設備を2系列体制とし、年間約16万トンの廃棄物処理能力を確保する。回収した熱エネルギーは発電に加え、地域熱供給にも活用される計画で、地域のインフラとしての役割を一段と強化する。

Inovaが担当するのは、廃棄物投入設備、焼却設備、排ガス処理設備、煙突に至る主要設備一式の更新。既存施設では同社製の焼却設備・排ガス処理設備が稼働しており、今回の受注は同社にとって30年以上ぶりとなる大型更新案件となる。長年の納入実績が、今回の再受注につながった形だ。

カナデビアグループは、廃棄物処理・エネルギー利用分野で培ってきた技術と経験を軸に、欧州における持続可能な社会基盤づくりへの貢献を今後も続ける方針を示している。

新設備は2031年の運転開始を予定しており、稼働後はジュネーブ州の廃棄物処理体制とエネルギー供給の安定化に資すると見込まれる。

■プロジェクト概要

• 発注者:Services Industriels de Genève(SIG)

• 受注者:Kanadevia Inova AG(カナデビア株式会社100%子会社)

• 建設地:既存Cheneviers(シェヌヴィエ)ごみ焼却発電プラント(スイス・ジュネーブ州エール・ラ・ヴィル)

• 処理量:約16万トン/年

• 地域熱供給量:約30MWth

• 更新範囲:廃棄物投入設備、焼却設備(2系列)、排ガス処理設備、煙突

• 運転開始時期:2031年予定

• 発表日:2026年9月25日

ニュースリリース