中联重科(Zoomlion)、Mining Indonesia 2026で2日間に10億元超の契約を獲得

・電動化・高適応性製品が現地需要を捉え、インドネシア市場での存在感を拡大―

中联重科(Zoomlion):2026年9月11日

中联重科(Zoomlion)は、2026年9月9日(現地時間)にジャカルタで開幕した第24回国際鉱山・鉱物回収展示会(Mining Indonesia 2026)に出展し、開幕から2日間で累計10億元(約230億円、23円換算)を超える契約を締結した。同社は7つの主要製品ラインから10機種の主力機を持ち込み、グリーン・インテリジェント技術を前面に押し出した展示で、現地の大手鉱山企業や建設会社から高い関心を集めた。

インドネシアは世界有数の鉱物資源埋蔵国であり、高効率な鉱山設備への需要が継続的に拡大している。中联重科は建設機械、鉱山機械、建設用クレーン、コンクリート機械、高所作業車、産業車両、農業機械など幅広いラインアップを展開。現地の複雑な作業条件や顧客ニーズに合わせたカスタマイズ機を多数投入し、市場適合性を強調した。

特に注目を集めたのは、100トン級電動鉱山ダンプトラック「ZT165EV」だ。デュアルモーター+デュアルトランスミッションの革新的駆動方式を採用し、強力な出力と優れた登坂性能を実現。国際原油価格の変動を背景に、現地顧客の新エネルギー機器への関心が高まる中、稼働コスト低減と高強度輸送効率の両立を訴求した。主要設備と充電設備の一括出荷・設置ソリューションも評価を得ている。ある有力石炭鉱山請負業者は「この設備が自社プロジェクトで活躍するのを楽しみにしている」と語った。

また、インドネシア展で初公開となった電動コンクリートミキサー車「308JBLEV-R」は、高いディーゼル価格とメンテナンスコストという現地課題に対応。経済的な省エネ性、強力な動力、柔軟な操作性、超長航続距離、安全性を武器に即日複数の顧客と契約を結び、電動ミキサー車だけで200台超の受注を確保した。トラッククレーン「ZTC1000V532R」も、大型アウトリガー配置による軽量化と安定性の両立、合理的な伝動系レイアウトで作業効率を向上させ、好評を博した。

開幕2日間で建設機械、建設用クレーン、コンクリート機械、高所作業車など各製品が順調に売れ、複数の現地調印式が行われた。累計契約額は10億元を突破した。
中联重科の2026年上半期海外売上高は155.35億元(約3,573億円)で、前年同期比12.45%増。総売上高に占める割合は57.25%に達した。米州、欧州、東南アジア、アフリカなどで堅調に拡大しており、インドネシアではクレーン、コンクリート機械、高所作業車で業界上位のシェアを維持。土工機械・鉱山機械も現地一流企業の仲間入りを果たしている。

同社インドネシア子会社の李昕副総経理は「中联重科はインドネシアで約20年にわたり事業を展開し、直販・サービス拠点を約50カ所設置。30以上の州をカバーし、現地の実作業条件に即した高品質・高効率な製品とサービスを提供してきた。今後も技術革新を原動力に製品性能とサービス品質を高め、インドネシア市場への深い融合を進める」と述べた。

中联重科は、電動化を軸としたグリーン製品と現地適応技術を武器に、資源国インドネシアでのシェア拡大を加速させている。

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