ニチコン、京セラAVXコンポーネンツ安曇川から事業用不動産を取得

 ニチコン(京都市中京区)は3月26日、京セラのグループ会社である京セラAVXコンポーネンツ安曇川(滋賀県高島市、以下、KAVX安曇川)が滋賀県高島市に所有する事業用不動産を購入することとし、同日付でKAVX安曇川と不動産売買契約を締結したと発表した。

 ニチコンは中期成長目標「Vision 2025」に基づき、アルミ電解コンデンサ、フィルムコンデンサを主とするコンデンサ事業とエネルギー・環境関連を主とするNECST(Nichicon Energy
Control System Technology)事業の2事業を経営の柱として持続的な成長を目指している。

 今回、KAVX安曇川が滋賀県高島市の事業拠点での生産を終息することに伴い、ニチコンがその土地、建物等を購入し、ニチコンのフィルムコンデンサやNECST事業製品の生産能力の拡大と生産効率の向上に充てる予定。

<取得不動産の概要>
所在地 :滋賀県高島市安曇川町
土地面積 : 45,495m2
建物床面積 : 20,179m2
取得時期 : 2024年12月(予定)

 ニュースリリース