日立建機は12月3日、グループの人的資本経営に関する最新報告書「日立建機グループ Human Capital Report 2025」をウェブサイト上で公開した。同報告書は国際的な人的資本情報開示ガイドラインである「ISO 30414」に準拠した内容となっており、ステークホルダー向けに同社の中長期的な価値創造の方向性を示すもの。
今回のレポートでは、昨年度版よりも重点領域を絞り込み、「組織健康度（エンゲージメント）の向上」や「生産性向上」に強く関連する人財KGI（重要目標達成指標）を軸に構成。重点テーマごとに具体的な取り組みおよびKPI（重要業績評価指標）をより詳細に開示した点が特徴となっている。
同社では、グローバルでの人材戦略強化、従業員エンゲージメント向上、多様性創出、スキル開発体系の整備など、持続的成長を支える基盤として人的資本への投資を継続している。今回のレポートはその進捗状況と今後の方向性を示すものとして位置付けられる。
レポートは日立建機公式Webサイトよりダウンロード可能としている。
＜ニュースリリース概要＞
• 発行物：日立建機グループ Human Capital Report 2025
• 公開日：12月3日
• 特徴：ISO 30414準拠、人財KGIとKPIの強化開示、重点戦略テーマの絞り込み
• 目的：人的資本経営の取り組みや価値創造ストーリーの可視化
同社では今後も人的資本情報の開示を継続し、企業価値向上につなげる方針。