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長州産業、福島県楢葉町に「東日本工場」開設

・太陽電池モジュールの新拠点、北米展開も視野に

長州産業(山口県山陽小野田市)は10月14日、太陽電池モジュールの新たな生産拠点として、福島県双葉郡楢葉町に「東日本工場」を開設すると発表した。2026年秋の稼働開始を予定しており、生産能力を大幅に拡充することで、脱炭素社会の実現とエネルギーセキュリティ強化を図る。

現在、太陽電池モジュールは山口県の本社工場で一括生産しているが、国内外での再生可能エネルギー需要の高まりを受け、東日本エリアに新拠点を設けることで供給体制を強化する。特に北米市場への展開も視野に入れており、長期的な成長基盤の確立を目指す。

同社は、「東日本工場」の稼働により、災害リスク分散と安定供給体制の強化を図るとともに、再生可能エネルギーの普及促進と技術革新を通じて、持続可能な社会の実現に貢献していく考え。

<東日本工場 計画概要>
• 名称:長州産業株式会社 東日本工場
• 所在地:福島県双葉郡楢葉町下繁岡北谷地16番地
• 敷地面積:31,239.7㎡
• 延床面積:16,709㎡
• 生産品目:太陽電池モジュール
• 生産能力:年間200MW(将来的に800MWを予定)
• 従業員数:50名(予定)
• 開設時期:2026年春
• 稼働開始:2026年秋

ニュースリリース

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