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コネクレーンズ、OPCSAと5年間の包括保守契約を締結

・ラス・パルマス港でのRTG稼働率向上へ、地域密着型サービス体制を強化

コネクレーンズ(Konecranes):2025年10月8日

Konecranes Port Servicesは、Terminal Investment Limited(TiL)グループ傘下の港湾運営会社Operaciones Portuarias Canarias S.A.(OPCSA)と、5年間にわたる包括的な保守契約を締結した。契約は2025年11月より開始され、2025年第3四半期に正式発注された。

本契約により、コネクレーンズはラス・パルマス(Port of Las Palmas)港のコンテナターミナルにおいて、コネクレーンズ製および他社製機器を対象に、予防保全・是正保守・24時間365日のオンコール対応を含むフルスコープのサービスを提供する。OPCSAが運用する6基のハイブリッドRTGに加え、2026年第2四半期には8基の追加導入が予定されており、Konecranesはこれらの設備の安定稼働を支える。

「当社のハイブリッドRTGの性能にOPCSA様が高い評価をくださったことは、メンテナンス領域へのパートナーシップ拡大につながりました。今後も、クレーンを知り尽くした我々の専門チームが、設備の最適な状態維持に貢献してまいります」と、Konecranes Port Servicesスペイン統括マネージャーのカタリナ・ロペス氏は語る。

コネクレーンズはラス・パルマスに常駐するサービスチームを中心に、バレンシアの地域本部からの支援体制を構築。地中海沿岸8カ国の港湾顧客に対し、迅速かつ高品質な技術支援を展開している。

コネクレーンズは、マテリアルハンドリング分野におけるグローバルリーダーとして、デジタル技術への投資と持続可能な物流ソリューションの開発を通じて、脱炭素・循環型経済の実現に貢献。2024年のグループ売上高は42億ユーロ、世界50カ国以上で約16,500名のプロフェッショナルが活躍している。

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