加藤製作所、地元中学生の職場体験受け入れ

・ものづくりの現場で次世代育成

加藤製作所は10月3日、本社所在地である品川区内の中学校2校から第8学年(中学2年生)数名を対象とした職場体験を10月と11月に実施すると発表した。

同社は品川区が進路・キャリア教育の一環として展開する「職場体験学習」に継続的に参画しており、毎年区内の中学2年生を対象に2~3校の受け入れを行っている。製品やサービス、社員との交流を通じて、未来を担う世代がものづくりへの関心を深め、働くことや将来の進路について考える機会を提供することを目的としている。

2025年度の受け入れは10月6~7日と11月20~21日の2回に分けて実施される予定。プログラムでは、若手設計担当者との座談会を通じた製造業のキャリア形成に関する学習機会のほか、ショベルカーの試乗体験、パスタを使った橋の模型製作による設計体験などを予定している。実践的なプログラムを通じて、建設機械メーカーの仕事への理解を深めてもらう狙いだ。

同社は1895年(明治28年)創立、1935年設立の老舗建設機械メーカー。建設用クレーンや油圧ショベルなどの製造・販売を手がけている。地域に根差した企業活動の一環として、次世代の人材育成にも積極的に取り組んでいる。

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