ヤンマー建機、燃費を最大約12%改善した新型油圧ショベル「ViO45-6C/ViO55-6C」を発売

ヤンマー建機(福岡県筑後市)は10月1日、エコモードによる燃費向上を実現した新型油圧ショベル「ViO45-6C」および「ViO55-6C」を発売した。

両機種は、従来モデルで採用していたエコモードをさらに最適化。エンジン回転数を精密に制御することで、従来機比で「ViO45-6C」が11.8%、「ViO55-6C」が11.1%の燃費改善を達成した(同社測定値)。これにより、法人税および固定資産税における優遇税制措置の対象にもなる。

搭載するのは、低燃費かつ環境性能に優れたヤンマー製ディーゼルエンジン。燃費向上とあわせてCO₂排出量を削減し、現場における環境負荷の低減にも寄与する。エコモード利用時には燃料1リットルあたりの作業量も増加し、経済性と生産性の両立を図っている。

ヤンマーグループは2050年の脱炭素社会実現を目指す「YANMAR GREEN CHALLENGE 2050」を推進しており、今回の新型機もその取り組みの一環。ヤンマー建機では今後も、建設現場の効率化と環境性能の両立を追求し、ユーザーの課題解決に貢献していくとしている。

<製品概要>
• ViO45-6C/発売日:2025年10月1日/価格:8,174,000円(税込)
• ViO55-6C/発売日:2025年10月1日/価格:8,927,600円(税込)

<主な特徴>
• エンジン回転数制御による「エコモード」搭載
• 燃費最大約12%改善(当社比)
• 優遇税制措置の対象機種

参考URL:ヤンマー建機公式サイト

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