東洋エンジニアリング、2024年度入社式、細井栄治社長の挨拶

東洋エンジニアリング(TOYO)は4月1日、2024年度入社式を行い、新入社員に向けて細井栄治代表取締役  取締役社長が挨拶した。要旨は、以下の通り。

■2024年度入社式の挨拶

 2024年度新入社員のみなさん、TOYOへようこそ。世界に広がるTOYOグループを代表してみなさんを心から歓迎し、お祝い申し上げます。

 TOYOは創業以来、世界中でプラントのEPCプロジェクトを実施し、経済発展に貢献してきました。そして現在温室効果ガス(GHG)の抑制が叫ばれ、世界中の国々、会社、団体、地域がカーボンニュートラル社会の実現を目指し、2030年及びその先の目標を掲げています。「エンジニアリングで地球と社会のサステナビリティに貢献する」というミッションの通り、我々TOYOは社会、地域に対しての責任と使命を負っています。

 脱炭素化におけるマイルストーンである2030年にみなさんは30歳前後、2050年は50歳前後になります。みなさんは、この地球のサステナビリティ化計画の主人公でありそのリーダーです。世界中の地域社会、顧客、仲間たちがみなさんを待っています。

 新入社員のみなさんには、仕事をする上で3つ心がけてほしいことがあります。

 一つ目は、「チームとともにあること」
 みなさんの個々の力は優秀だと思っています。ただ、多様な関係者とともに仕事を前に進めるためには、チームの力がとても重要になります。チームの中で個々人がどう活躍するか?チームをどうリードするか?我々はチームの集合体です。相手がなにを考え、志向しているのか、ぜひたくさんコミュニケーションをとって、自分だけでなく周りの人とチームで共に成長することを意識してください。

 二つ目は、「プロフェッショナルとしての自立」
 ぜひ一流になるための努力をし続けてください。できなかったことが、努力によりできるようになる。その努力を更に続け、磨きをかける。プロは自分のやった事に対して言い訳はない、そういう姿勢の方は必ず目につきます。自己アピールの必要はありません。ただし、組織に属してしまうと他人事病に感染しがちになります。会社や組織は自分事だという意識をもって、自立したプロとして自分が組織を、会社を作っていくという姿勢を大事にしてください。

 三つ目は、「トランスフォーメーション」
 時代に合わせて人も組織も変化することがとても大切です。時代はどんどん変化していき、我々のなすべきことも変化していきます。会社の必要とされる能力も変わっていきます。変化が常態です。様々なことに興味をもって自己研鑽し、学び続ける組織を共に目指しましょう。

 チームとともにあること、プロフェッショナルとして自立すること、時代に合わせてトランスフォーメーションすることを忘れず、毎日の仕事を楽しんでください。これからの成長と活躍を楽しみにしています。

 ニュースリリース