エピロック、スタンレー・インフラストラクチャーの買収を完了

・インフラおよび建設事業を強化

 Epiroc(エピロック) :2024年4月1日

 スウェーデン、ストックホルム:鉱業および建設業界における生産性と持続可能性のリーディングパートナーであるエピロックABは、Stanley Black & Decker, Inc. (スタンレー・ブラック・アンド・デッカー社)から、掘削機(ショベル)アタッチメントと手持ち式油圧工具の世界的なメーカーであるSTANLEY Infrastructure(スタンレー・インフラストラクチャー)の買収を完了しました。この戦略的買収により、インフラストラクチャーおよび建設業界のアタッチメント事業におけるエピロックのプレゼンスが強化されます。

 スタンレー・インフラストラクチャーは、スタンレー・ブラック・アンド・デッカーの産業事業部門に属する企業で、米国オレゴン州ミルウォーキーに本社を置いています。同社は、インフラストラクチャー、建設、スクラップリサイクル、解体、鉄道インフラストラクチャーの用途向けに、掘削機に主に使われるアタッチメントや、手持ち式油圧工具およびバッテリー駆動工具を設計、製造、販売しています。

 同社の強力かつ革新的なブランドには、LaBounty(ラバウンティ)、Paladin(パラディン)、Pengo(ペンゴ)、Dubuis (デュブイ)などがあります。スタンレー・インフラストラクチャーの 2023 年の売上高は約 450 百万米ドル (47 億スウェーデンクローナ、約658億円、14円換算) で、従業員数は約 1,380 名で、主に米国に拠点を置いています。詳細な財務情報は、4 月 23 日に開催される エピロック の 2024 年第 1 四半期の業績発表で提供されます。

 この事業は、米国、カナダ、フランス、中国に 10 か所の主要生産施設を有しています。収益の大部分は北米で生み出されています。

 エピロックは 2023 年 12 月 15 日に、スタンレー ・インフラストラクチャーの買収に合意したことを発表しました。

 買収価格は 760 百万米ドル (82 億スウェーデンクローナ、約1,148億円、14円換算) です。買収は全額現金取引でした。

■ Epiroc(エピロック)について

 Epiroc(エピロック)は、鉱業および建設業界の顧客にとってのグローバルな生産性パートナーであり、持続可能な社会への変革を加速しています。画期的な技術により、エピロックは、掘削リグ、岩盤掘削、建設機械、地上および地下用途のツールなど、革新的で安全な機械を開発、提供しています。また、世界クラスのサービスやその他のアフターマーケットサポート、自動化、デジタル化、電動化のソリューションも提供しています。エピロックはスウェーデンのストックホルムに拠点を置き、2023年の売上高は600億スウェーデンクローナ(約8,400億円、14円換算)を超え、約18,200人の熱意ある従業員が約150か国の顧客をサポートし、協力しています。詳細については、www.epirocgroup.comをご覧ください。

 ニュースリリース
 *リリース内容から「ですます調」で表記しています。