コベルコ建機、東京本社を高輪ゲートウェイ地区へ移転

・親会社・神戸製鋼所の本社移転に合わせ、2026年6月頃を予定

コベルコ建機は12月16日、親会社である神戸製鋼所が2026年度に東京都港区の再開発拠点「TAKANAWA GATEWAY CITY」内の複合施設「THE LINKPILLAR 2」へ本社を移転するのに伴い、同社の東京本社についても同施設へ移転すると発表した。移転時期は2026年6月頃を予定しており、具体的な移転日などの詳細は決定次第、あらためて公表する。

新本社の移転先となる「THE LINKPILLAR 2」は、高輪ゲートウェイ駅に直結するほか、泉岳寺駅、品川駅からも徒歩圏内に位置する。将来的な街区の発展性や機能拡張が見込まれる立地に加え、災害時における電力・熱供給機能を備えるなど、事業継続計画(BCP)の観点からも高い信頼性を有する施設としている。

コベルコ建機は、グループのフィロソフィーとして掲げる「ユーザー現場主義」を基盤に、人材戦略のゴールを「グループで働くすべての人が認められ、能力を高めながら、いきいきと挑戦できる状態」と位置付けている。今回の本社移転を契機に、社員の安全・安心の確保とともに、働きやすさと働きがいを両立する職場環境づくりを一段と加速させる方針。

今後は、社員同士のコミュニケーション向上につながるオフィス環境を整備し、組織の活性化と持続的な成長を支える拠点として新本社を位置付ける。

<移転概要>
・移転先:TAKANAWA GATEWAY CITY 「THE LINKPILLAR 2」
・移転時期:2026年6月頃予定

ニュースリリース