米キャタピラー、四半期配当を据え置き、32年連続で増配継続

キャタピラー(Caterpillar Inc.):2025年12月10日

米キャタピラーは、普通株1株当たり1.51ドルの四半期配当を維持することを決定した。今回の配当は2026年2月19日に支払われ、2026年1月20日時点の株主が対象となる。

同社は創業以来、毎年現金配当を実施しており、1933年以降は四半期配当を継続している。年間ベースでは32年連続で増配を達成しており、米S&P500配当貴族指数(Dividend Aristocrats)構成銘柄として知られる。

■ キャタピラーについて

キャタピラーは2024年に売上収益648億ドルを計上。建設機械や鉱山機械、産業用ガスタービン、オフハイウェイ用ディーゼル・天然ガスエンジン、ディーゼル電気式機関車などを製造し、世界トップメーカーの地位を維持している。
同社は「顧客の成功を支援するため、持続可能で低炭素社会への貢献を継続する」としており、建設・資源・エネルギーの3事業分野と金融サービス事業を柱に、地球全体で事業を展開している。

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