ボブキャット、最強クラスの小型アーティキュレートローダ「L35」を発表

・2,000ポンド超の作業能力と57馬力ターボエンジンを搭載、11月から北米で販売開始

ボブキャット社(Bobcat Company ):2025年10月16日

米ボブキャット社(本社:米国ノースダコタ州ウエストファーゴ)は10月16日、同社の小型アーティキュレートローダシリーズで最も高出力となる新型「L35」を発表した。10月21~24日に米ケンタッキー州ルイビルで開催される「Equip Exposition 2025」で一般公開される。

L35は、従来モデルの「L23」および「L28」が持つ俊敏性や快適性を維持しつつ、より高いパワーとリフト性能を求めるユーザー向けに開発された。定格作業能力は約2,072ポンド(約940kg)、エンジンは57馬力のターボチャージャー付きディーゼルを搭載。標準バケット装着時の全幅は約54インチ(約1.37m)とコンパクトで、狭い現場でも高い操作性を発揮する。

ボブキャット社のシニアプロダクトマネージャー、ケイティ・レデニウス(Katie Redenius)氏は「L35は、卓越した性能とオペレーター体験を両立させるために緻密に設計された。小型機でありながら重作業に対応でき、長時間の作業でも快適に過ごせるキャブを備えている」と述べている。

同機は造園、外構、樹木管理、農園、資材運搬、建設、レンタルなど幅広い業種に対応し、レンガ・舗装ブロックの敷設、芝張り、フェンス工事、除雪といった多様な作業にも適している。北米市場では2025年11月よりボブキャット販売店を通じて出荷を開始する予定。

ボブキャットは「Equip Expo 2025」で、小型アーティキュレートローダシリーズの拡充ラインアップとともに、現場生産性を高める最新ソリューションを展示する。L35は屋内ブース(#3052)および屋外デモブース(#7506D)で実機が公開される。

■ボブキャット社について
ボブキャット社は1958年に世界初のコンパクト建設機械を生み出して以来、「人々がより多くを達成できるようにする」という使命のもと、革新的な製品を開発してきた。ローダ、油圧ショベル、トラクター、テレハンドラ、芝管理機器、ポータブル電源機器、フォークリフト、各種アタッチメントなど幅広い製品群を展開し、グローバルな販売・サービスネットワークを有する。
北米本社はノースダコタ州ウエストファーゴにあり、ブランドは斗山グループ傘下の斗山ボブキャット(Doosan Bobcat Inc.)が保有している。

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