米リンクベルト、X4SロングフロントシリーズがEquipment Today誌「2025年建設機械トップ50製品賞」を受賞

・深掘削・法面整形など特殊作業に対応する革新機が高評価

LBX社(Link-Belt Excavators) :2025年9月15日

米国LBX社は、同社の油圧ショベル「X4Sロングフロントシリーズ」(220、260、370型)が、米Equipment Today誌主催の「2025 Contractor’s Top 50 New Products Award(建設機械トップ50新製品賞)」を受賞したと発表した。

同賞は、現場での革新性・品質・効率性・生産性に優れた建設機械・技術を対象に選定されるもので、X4Sシリーズは業界関係者からの推薦と読者投票を通じて高い評価を獲得。導入以来、特殊作業領域における実用性と技術的インパクトが注目されてきた。

X4Sロングフロントシリーズは、深掘削、水路維持、法面仕上げなど、長大な作業半径と高精度が求められる用途に対応する専用設計。搭載するIsuzu製Tier 4 FinalエンジンはDPF(ディーゼル微粒子フィルター)を不要とし、メンテナンス負荷と運用コストを低減する。さらに、Spool Stroke Control(SSC)技術を採用した高性能油圧システムにより、作業効率と燃費性能を両立。作業内容に応じて「スピード優先」「パワー」「エコ」など複数の出力モードを選択可能だ。

LBX社プロダクトマネージャー補のワイアット・スキャッグス氏は、「当社の製品価値を評価いただいたことに感謝します。現場からのフィードバックを原動力に、次世代製品の開発に引き続き取り組んでまいります」とコメントしている。

今回の受賞により、X4Sロングフロントシリーズは、特殊用途向け油圧ショベルの先進的ソリューションとしての地位を確立。LBX社の品質重視の姿勢と、商業建設分野への貢献が改めて示された形だ。

ニュースリリース