古河ロックドリル、若年層の職業理解促進へ

高校生対象の工場見学会を吉井工場で開催

古河機械金属は10月17日、中核事業会社である古河ロックドリル(東京都千代田区)が、2025年10月、群馬県高崎市の吉井工場にて、富岡実業高校電子機械科2年生39名を対象とした工場見学会を実施したと発表した。これは、同社が推進するキャリア教育支援活動の一環として行われたもので、次世代の技術者育成を視野に入れた取り組みとなっている。

見学会では、ロックドリル製品の製造工程や、加工・組立における技術的特徴、安全管理体制などが紹介された。生徒らは、実際の生産現場に足を踏み入れ、重機部品の加工風景や技能者の作業に触れることで、ものづくりの現場に対する理解を深めた。

古河機械金属グループでは、今後も業界研究や職業体験の機会提供を通じて、学生のキャリア形成支援に継続的に取り組む方針を示している。製造業界の魅力を伝えるとともに、地域社会との連携強化にもつながる活動として注目される。

ニュースリリース