・CO₂排出ゼロを実現する外部電源油圧ユニット「EK-UNIT」に注目集まる
大会2日目に行われた「クレーン等の製造者・使用者の集い」では、加藤製作所が講演を行い、世界初のハイブリッドラフテレーンクレーン「SR-250HV」に搭載された最新技術を紹介した。
同社設計部長による講演では、ハイブリッドシステムの中核をなす外部電源油圧供給ユニット「EK-UNIT」によるCO₂排出ゼロの作業実現について詳説。従来のクレーン性能に加え、作業効率・安全性・燃費改善・静音化を高次元で両立させる技術として、参加者の注目を集めた。
本大会のスローガン「吊るす責任 支える誇り クレーンが運ぶ確かな安全」に象徴されるように、業界全体での安全文化の深化が求められる中、同社の取り組みはその一翼を担うものとして高く評価された。