米キャタピラー、四半期配当を1.51ドルで維持

・S&P500配当貴族指数の構成銘柄として32年連続増配記録を継続

キャタピラー 社(Caterpillar Inc.):2025年10月6日

テキサス州アービング発 — 建設・鉱山機械大手のキャタピラー(NYSE: CAT)は10月6日、取締役会において普通株式1株当たり1.51ドルの四半期配当を維持することを決議した。10月20日の営業終了時点での株主名簿に記載された株主に対し、11月20日に支払われる。

同社は創業以来毎年現金配当を実施しており、1933年以降は四半期配当を継続している。今回の配当実施により、キャタピラーは32年連続で前年を上回る年間配当を株主に支払うこととなり、S&P500配当貴族指数の構成銘柄としての地位を維持する。

■ キャタピラーについて
キャタピラーは2024年の売上高および収益が648億ドルに達し、建設・鉱山機械、非公道用ディーゼル・天然ガスエンジン、産業用ガスタービン、ディーゼル電気機関車の世界最大手メーカーとして地位を確立している。
同社は100年にわたり、顧客のより良い持続可能な世界の構築を支援してきた。現在は低炭素社会の実現に向けた取り組みを強化し、革新的な製品とサービスの提供を通じて貢献している。世界的なディーラーネットワークに支えられた同社製品は、顧客の事業成功に貢献する高い付加価値を提供している。
キャタピラーは全大陸で事業を展開し、主に建設機械部門、資源産業部門、エネルギー・輸送部門の3つの主要セグメントを通じて事業を運営。さらに金融商品部門を通じてファイナンスおよび関連サービスを提供している。

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