・製品・業務・人財のDX推進でイノベーション創出を加速
ナブテスコは10月3日、経済産業省が定めるDX(デジタルトランスフォーメーション)認定制度に基づき、10月1日付で「DX認定事業者」として認定を受けた。
この制度は、「情報処理の促進に関する法律」に基づき、企業のデジタル経営体制の整備を促すもので、「デジタルガバナンス・コード」に対応する体制を構築した企業を国が認定する。
ナブテスコでは、2030年を見据えた長期ビジョン「未来の“欲しい”に挑戦し続けるイノベーションリーダー」の実現に向け、2025年から新中期経営計画「“再興”と“進化”」を推進している。その達成に不可欠なデジタル変革を具体化するため、同年7月には中期DX戦略を策定し、「製品、業務プロセス、人財のDX推進により、イノベーションを創出」を掲げた。
戦略の柱として、業務プロセスの効率化や高度化を目指す「プロセスイノベーション」に加え、製品・サービスにおける新たな価値創出を図る「プロダクトイノベーション」を展開。また、DXを支える人財育成や変革意識の醸成、デジタル基盤の構築・強化にも注力していく。
同社は今後、デジタル技術を活用した事業変革を一層加速し、社会や産業に新たな価値を提供する「イノベーションリーダー」としての地位確立を目指す方針。
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