ジョンディア、電動ユーティリティビークル「Gator GX/GX Crew」を発表 ― 静音性と快適性を両立

ディア社(Deere & Company):2025年10月1日

米ジョンディア(Deere & Company)は10月1日、同社のユーティリティビークル「Gator(ゲーター)」シリーズに、新たにリチウムイオン電池を搭載した電動モデル「Gator GX」と「Gator GX Crew」を追加すると発表した。住宅地や農村部、軽作業用の商用現場などにおける多様な用途に対応し、静かで力強い走行性能と快適な乗り心地を提供する。

農場や農村地のオーナー、ライフスタイルユーザーは、資材や道具の運搬、乗員輸送、景観資材の運び込みといった軽作業を日常的に抱えている。新モデルはこうした作業の効率化に加え、ガソリン・ディーゼル車に比べて静音かつ快適な使用環境を実現。特にGX Crewは後部座席を折り畳んで荷台に変えられるため、乗員輸送から資材運搬まで柔軟に対応できる。

ジョンディアのゴートゥーマーケットマネージャー、エリック・ハーフマン氏は「Gator GXシリーズは、騒音やメンテナンス負担を抑えつつ作業効率を高める選択肢となる。ジョンディアのGatorに期待される快適性、信頼性、利便性を備えている」とコメントしている。

主な特徴は以下の通り。
• 快適性と操作性:ハイバックシートやキャノピーを装備し、静音運転と直感的な操作性で全天候下でも快適。
• ゼロエミッション:51Vリチウムイオン電池により瞬時のトルクと滑らかな加速を実現。オンボード充電機能も搭載。
• メンテナンス性:燃料不要、オイル交換やベルト交換も不要で、可動部品が少なく稼働率向上に寄与。
• 仕事にもレジャーにも対応:複数の積載スペースやアクセサリー装着に対応。照明キットやJDLink® Mモデムを利用した車両管理も可能。

カラーはジョンディアの象徴的なグリーン&イエロー、またはグレーメタリックを選択可能。GXは2人乗り、GX Crewは4人乗りで、追加収納と折り畳み式シートにより幅広い用途に対応する。

新型モデルの詳細は、最寄りのジョンディア販売店または公式サイト(deere.com)で確認できる。

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