加藤製作所、25トン吊り新型ラフテレーンクレーン「SL-250RV」を発売

加藤製作所は10月2日、25トン吊りラフテレーンクレーン「SL-250RV」を2025年12月より販売開始すると発表した。同社ラフテレーンクレーンの新シリーズ第1弾となる製品で、油圧伸縮ジブ「SLジブ」の標準搭載をはじめ、安全性と操作性を高める新機能を採用している。

新製品は、EJIB方式の2段SLジブを新たに標準装備し、作業現場での稼働効率を高めた。また、電気式操作レバー・ペダルの採用により、操作性の向上とメンテナンスの容易化を実現。さらに、作業準備時に用いるセットアップラジコンを標準装備し、現場での準備時間短縮を可能にした。

キャブ内装備も一新され、居住性の向上とモニタ類の統合による視認性改善を図っている。同社は「業界No.1の安全性と環境性能を両立させた製品開発を今後も推進する」としている。

■概要は以下の通り。
• 名称:SL-250RV
• 型式:KR-25H-FV
• 発売日:2025年12月
• 希望販売価格:5,100万円(税別)より ※装備により異なる
• 目標販売台数:年間360台

同社は、詳細な仕様や性能については販売開始時に公式サイトで公表するとしている。

画像は参考製品。

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