・鉱業の近代化と持続可能性を推進
ABB:2025年5月7日
電動化・自動化分野の世界的リーダーであるABBは、カナダの全国規模の技術革新ネットワーク「MICA(Mining Innovation Commercialization Accelerator)」に新たに加盟しました。MICAは、鉱業技術の開発・商業化を加速し、鉱山の生産性や環境性能を高めることを目的とした産学官連携の取り組みです。
MICAは、鉱業技術革新センター(CEMI)が運営し、これまでに250件以上のプロジェクトを推進。連邦および州政府からの資金援助1億1,500万ドルを産業界と共同で活用してきました。
ABBの参加により、同社とその顧客は、クリーンで革新的な技術の実証プロジェクトへの参画や資金提案の提出が可能となり、鉱業分野での以下のような課題に取り組むことが期待されています。:
•生産能力の向上とコスト削減
•エネルギー消費と温室効果ガス排出の削減
•スマートかつ自律的な鉱山システムの導入
MICAネットワークのディレクター、チャミライ・ニャベゼ氏は「ABBの持つ自動化と電動化の技術、そして持続可能性への強い姿勢は、MICAの理念と完全に一致している」と語り、鉱業の未来に向けた共創への期待を示しています。
ABBプロセスインダストリーズ北米担当ゼネラルマネージャー、(サチン・ジャリ)氏も「私たちは鉱業がより安全で効率的、そして環境負荷の少ない産業となるよう支援している。MICAを通じて、地域の顧客とともにイノベーションを加速させていきたい」とコメントしています。
ABBは、約11万人の従業員を擁するグローバル企業で、140年以上にわたり産業の高度化をリード。プロセスオートメーション部門では、鉱業をはじめとする多くの産業でデジタル化と電動化を推進し、より持続可能な未来の構築に取り組んでいます。
詳細は、ニュースリリース
*リリース内容から「ですます調」で表記・要約しています。
コメントを投稿するにはログインしてください。