カワサキモータース、同社初の電動四輪車「NAV」シリーズを米国・カナダで発売

・電動ならではのクリーンで静粛な走行、快適な乗り心地を提供

 川崎重工グループのカワサキモータース(兵庫県明石市)は2月25日、同社初の電動四輪車となるパーソナルトランスポートビークル(PTV)の「NAV」シリーズを、2025年2月以降、米国およびカナダで発売すると発表した。

 近年、米国など北米地域の新興住宅街やコミュニティ内では、便利で快適に移動できる乗り物へのニーズが拡大している。PTVは、小型で機動性に優れており、乗り降りのし易さ、必要な駐車スペースの少なさ、PTV専用レーンを走行することで渋滞を避けられるなど、学齢期の子どもがいるファミリー層を中心に人気が高まっている。また、カーボンニュートラルの動きに伴い、PTVの電動化も加速している。

 カワサキ初のPTVである「NAV」は、”移動する・案内する”を意味する”NAVIGATION”を短縮し、コミュニティ内で便利に使用できるPTVの特長を表すネーミングです。「NAV」シリーズは、拡大する市場ニーズに対し、電動ならではの静粛な走行と、カワサキのオフロード四輪車の開発で培った快適な乗り心地、使いやすいエクステリアとインテリアおよび便利なキャリア機能によって、家族でコミュニティ内をより便利にクリーンに移動するライフスタイルを提案する。

 ユーザーの好みに合わせ、鉛タイプバッテリー搭載の「NAV 4e」、リチウムイオンバッテリー搭載の「NAV 4e LE」「NAV 4e Limited」の3機種のバリエーションから選択できる。

 カワサキモータースは「カワサキに関わる人すべての、よろこびと幸せのために」をカンパニーミッションに、顧客価値に根差した新機種を継続的に投入しラインアップを拡充することで、カワサキのブランド価値向上による持続的成長を通じて「Good times company」の実現を目指す。

 詳細は、ニュースリリース