・発電所燃料の運搬実証実験で、通常の有人操業時と同水準の作業を実現
大林組は2月18日、ホイールローダ用の後付け自動運転装置を開発し、グループ会社の大林神栖バイオマス発電(茨城県神栖市)が運営する大林神栖バイオマス発電所(茨城県神栖市、発電容量 : 51.5MW)で実証実験を行い、燃料運搬作業の自動運転を実現すると発表した。
油圧ショベルやダンプトラックなどの建設機械は、建設業のみならず農業、採石業、製造業などでも使用されている。各産業において、労働者不足や長時間労働をはじめとする労働環境の改善など、さまざまな課題を抱えていることから、省人化や生産性向上につながる建設機械の技術開発が活発に行われている。
大林組は、建設現場の省人化・効率化を目的としたロボティクスコンストラクションを推進し、「バックホウ自動運転システムや「タワークレーンを用いたコンクリート自動運搬システムなどを開発している。2023年にはバックホウ(油圧ショベル)やダンプトラックなどを連携して複数の建設機械の自動・自律運転を行い、ダム建設における盛土作業の自動化に成功するなど、着実に技術開発を進めてきた。
今回、それらの知見を活用してホイールローダ用の自動運転装置を開発し、同発電所にて実証実験を行った。
詳細は、、ニュースリリース
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