斗山ボブキャット、24年1〜3月期売上収益は前年比 4.4%減の18 億ドル、営業利益率13.6% を達成

 Doosan Bobcat (斗山ボブキャット):2024年4月29日

・市場の減速にも関わらず堅調な売上収益を記録し、ネットキャッシュ傾向を継続

 斗山ボブキャットは4月29日、2024年第1四半期(1〜3月)の売上収益が18億ドル、営業利益が2億8,900万ドルで、営業利益率は13.6%になったと発表しました。

 斗山ボブキャット2024年第1四半期データ

 前年度の高水準にもかかわらず、同社は堅調な売上高を達成し、前年比で売上高が4.4%の小幅な減少にとどまりました。営業利益は15.3%減少して2億4,500万米ドルとなりました。純負債はマイナス3億5,700万米ドルとなり、堅調な営業実績により純現金傾向を維持しました。

 製品別の売上収益については、高いベース効果にも関わらず、コンパクト機器は1%減でほぼ横ばいとなりましたが、マテハンは高金利による購入延期により16%減、ポータブル電源も16%減となりました。蓄積された需要が使い果たされたためです。

 地域別にみると、売上収益は全地域で前年比減少となり、北米は2%減、EMEA(欧州、中東、アフリカ)は14%減、ALAO(アジア、ラテンアメリカ、オセアニア)は6%減となりました。

 斗山ボブキャットの関係者は次のように述べています。
 「昨年の歴史的なピークの後、今年は市場が減速しています。しかし、北米地域の経済指標が好調であることを考えると、小型機器の需要は継続し、中東と中南米では成長が見込まれます。」

 ニュースリリース
 *リリース内容から「ですます調」で表記しています。