三和油化工業とエア・ウォーター・マテリアル、北九州市と立地協定を締結

・産業廃棄物を再資源化する工場拠点を建設

 三和油化工業(愛知県刈谷市 )とエア・ウォーター・マテリアル(東京都港区 )は4月26日、サステナブル社会の実現に貢献することを目的として、北九州市において合弁会社「サンワマテリアルソリューションズ株式会社」を設立し、半導体工場等から発生する有機溶剤等の産業廃棄物を再資源化する工場拠点の建設を決定したと発表した。この決定に伴い、三和油化工業、エア・ウォーター・マテリアル及び北九州市は立地協定を締結した。

 九州地区では、半導体関連企業の工場建設や設備投資が急速に行われており、資源のリユース・リサイクルに対するニーズはますます高まっている。

 北九州市は、この進出が九州全体の半導体サプライチェーンの強靭化につながることを期待し、これを機に、北九州市における半導体や次世代電池等の未来産業の集積を促進し、「稼げるまち」の実現につなげていく方針であることから、互いに大きなシナジー効果があるとしている。

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