高松機械工業、PFUと合同で「資源ごみAI自動選別機「AI・B-sort」を開発

・リサイクル業界に“人に替わるロボットの手を”

・青森市の資源ごみ処理施設で導入、びん選別工程の自動化を実現

 高松機械工業は4月10日、これまで培ってきた搬送技術を応用して、地元 ㈱PFUと合同で「資源ごみAI自動選別機「AI・B-sort」を開発、同日より提供を開始すると発表した。

 同社は工作機械メーカーとして、長年に渡り自動車関連部品の製造ユーザーに対して、生産ラインの自動化を提供してきた。同商品は、青森市の資源ごみ処理を行っている㈱青南商事に導入され、びん選別工程の自動化を実現している。

 世界的にごみの量が増える中、資源ごみの処理及び再利用が課題となっている。そのためには、資源ごみの分別が必要不可欠。この資源ごみの分別を行っている中間処理施設に於いても、「人手不足」という大きな課題が取り上げられている。

 資源ごみとなる、ペットボトル・スチール缶・アルミ缶・びんなどの分別は、機械による自動化が対応できている部分もあるが、未だ人手による分別が行われており、自動化が進んでいない状況。それがびんの分別作業。びんの分別は、茶色・透明(白)・その他色に分けられる。そこで、高松機械では、PFU 製の「Raptor VISION BOTTLE」を採用し、50 年来培ってきた自動化搬送技術を活かし、高精度に識別し「速く・賢く」びんを選別する「資源ごみ AI 自動選別機「AI・B-sort」を開発した。

 詳細は、ニュースリリース