ニップン 、約220億円投じて愛知県知多市に新工場建設、地鎮祭を挙行

・最先端の製粉工場を目指す

 ㈱ニップン(東京都千代田区)は10月3日 、2022 年 2 月 に発表していた、愛知県知多市の用地への新たな製粉工場建設着工に際し、210 月 2 日に地鎮祭を執り行った。と発表した。当日は宮島壽男知多市長をはじめ、工事関係者等 30 名超が参列、社員一同、工事の無事と安全を祈願した。

 新工場は、大型穀物船が接岸できる知多埠頭株式会社に隣接し、原料小麦サイロに直結できることから、 原料調達コストの削減につながる。また、これまで蓄積した技術力に最新の自動化技術等を組み合わせ、DX の活用によるスマートファクトリー化を推進するとともに、自然災害に強く、省エネ・環境を含め SDGs に配慮した最先端の製粉工場を目指す。

 ニップンは、製粉事業におけるコスト競争力の向上並びに収益基盤強化への取り組みを継続するとともに、 事業を通じ、経営理念に掲げる「持続可能な社会の実現」を目指していく。

<新工場概要>
所在地:愛知県知多市北浜24番地55
総工費:約220億円
設備能力:小麦挽砕能力600トン/日、2ライン
着工:2023年10月予定
稼働:2026年2月予定

 ニュースリリース