SMCが2月12日に発表した2026年3月期第3四半期(2025年4〜12月)連結業績によると、売上高は6,099億3,300万円(前年同期比3.3%増)となった。所在地別では、中華圏が家電・液晶などデジタル機器関連を中心に好調を維持したほか、日本・北米・韓国でも回復の兆しが見られたことが寄与した。営業利益は1,375億6,400万円(3.7%減)となった。原価率の上昇に加え、人件費ならびに減価償却費の増加が主な減益要因。経常利益は1,691億7,000万円(1.8%増)となった。為替差益の増加が主な増益要因となった。税金等調整前四半期純利益は1,722億7,600万円(3.4%増)となった。親会社株主に帰属する四半期純利益は1,216億2,500万円(1.0%増)となった。
第3四半期連結累計期間における世界経済は、米国の関税政策、地政学リスクの高まり、急激な為替変動などにより、不安定な状況が継続した。
自動制御機器の需要は、半導体・電機関連は中華圏では家電、液晶などデジタル機器関連を中心に好調を維持し、日本・北米・韓国でも回復の兆しが見られた。自動車関連は、中華圏のEV関連需要は底堅く推移したものの、日本・北米・欧州では米国関税影響などにより引き続き停滞した。工作機械関連は、中華圏・日本では堅調だったが、他地域では調整局面が続いた。医療機器関連、食品機械関連及びその他の業種向けは、総じて伸び悩んだ。
このような環境においてSMCグループは、製品供給能力の拡大、BCP(事業継続計画)に基づく生産の複線化、開発能力の強化を目的とした積極的な設備投資を進め、直販営業スタッフの増員、代理店販売の強化、製品・顧客の多角化推進などに引き続き取り組んだ。
■連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2026年3月期の通期連結業績予想については、2025年11月13日公表した内容から変更していない。
売上高8,160億円(前期比3.0%増)、営業利益1,830億円(3.8%減)、経常利益2,090億円(0.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益1,530億円(2.1%減)。
予想平均為替レートは、1米ドル=147円10銭、1ユーロ=172円00銭、1人民元=20円60銭。
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