・エンジン事業好調で収益改善
・新興国需要拡大を背景に回復見込む
HD建機(HD Construction Equipment):2026年2月6日
HD建機は2月6日、2025年12月期の第4四半期および通期業績を発表した。今回の業績は、統合前のHD現代建機(HD Hyundai Construction Equipment)とHD 現代インフラコア(HD Hyundai Infracore)の実績を反映したもの。(1ウォンは0.11円)
HD HD現代建機の2025年通期売上高は3兆7,765億ウォン、営業利益は1,709億ウォンとなった。アフリカをはじめとする新興国市場の回復や先進国向け販売増により、売上高は前期比9.8%増と伸長。一方で、中国事業再編に伴う一時費用の計上などにより、営業利益は同10.3%減となった。
地域別では、新興国市場での売上高が前期比21%増と大きく拡大。鉱山開発やインフラ投資の継続が追い風となった。欧州および中国も需要回復を背景に、それぞれ同18%増、同26%増と堅調に推移した。
一方、HD 現代インフラコアの2025年通期売上高は4兆5,478億ウォン、営業利益は2,864億ウォン。売上高は前期比10.5%増、営業利益は同55.5%増と大幅な増益を達成した。販売数量の増加や販売価格の引き上げ、販促費の削減などが収益改善に寄与した。
事業別にみると、建設機械事業は中南米やアフリカなど新興国でのインフラ投資や資源開発需要の拡大を背景に売上が増加。北米や欧州などの先進国市場も景気回復やベース効果により前年を上回った。中国市場では事業再編の効果もあり、売上は前年同期比56%増と大幅に伸長した。
エンジン事業も堅調に推移した。発電機、防衛、車両向けなど各用途でバランスの取れた需要増に支えられ、2025年の売上高は1兆3,264億ウォンを計上。営業利益率は14.3%と3年連続で2桁台を確保した。さらに、年内に完工予定の群山新エンジン工場の稼働により、今後の販売拡大が見込まれている。
同社幹部は「世界市場の回復を見据え、統合シナジーの強化と地域特性に応じた販売戦略を推進する。将来技術での競争力確保を図るとともに、成長ポテンシャルの高いアフターマーケット(AM)、エンジン、小型機分野を軸に収益源の多様化を進め、持続的成長を実現する」と述べた。
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