・26年はEBITDA最大1.5億ドルを計画
マニトワック(The Manitowoc Company, Inc.):2026年2月9日
マニトワックは、2025年第4四半期および通期(2025年1~12月)の決算を発表するとともに、2026年通期見通しを公表した。
■2025年第4四半期業績
第4四半期の受注高は8億340万ドルで、前年同期比55.8%増と大幅に拡大。これにより受注残は7億9,350万ドルと、前年同期比22.0%増となった。
売上高は6億7,710万ドルで、同13.6%増。うち中古機や部品・サービスなどの非新機械売上高は1億9,090万ドル(同14.0%増)と堅調に推移した。調整後EBITDAは3,960万ドルで、同13.5%増。
最終利益は700万ドル(希薄化後1株当たり0.19ドル)。調整後純利益は950万ドル(同0.26ドル)だった。
営業活動による純キャッシュフローは9,110万ドル、フリーキャッシュフローは7,830万ドルを確保した。
■2025年通期業績
通期売上高は22億4,090万ドル(約3,429億円、153円換算)で、前年同期比2.9%増。非新機械売上高は6億9,050万ドル(同9.8%増)と拡大し、CRANES+50戦略に基づくサービス・アフターマーケット強化が寄与した。
通期の調整後純利益は1,160万ドル(希薄化後1株当たり0.32ドル)で、前年から310万ドル減(同0.09ドル減)となった。調整後EBITDAは1億2,200万ドルで、会社計画に沿った水準だった。
アーロン・H・レーブンズクロフト社長兼CEO(Aaron H. Ravenscroft)は、「厳しい市場環境の中でも第4四半期は力強い締めくくりとなった。受注は8億ドル超、調整後EBITDAは4,000万ドル規模、フリーキャッシュフローは7,800万ドルを確保した。通期でも非新機械売上高は6億9,000万ドル超に達し、CRANES+50戦略を着実に実行している」と述べた。
■2026年見通し
2026年については、米国市場は引き続き同様の環境が続くと見込む一方、欧州市場への楽観的な見方が強まっているとする。期初の受注残は7億9,400万ドルで、前年同期比22%増。
また、1月に組織の効率化を目的とした再編計画を実施。年間約1,000万ドルのコスト削減効果を見込む。
さらに、チリ、メキシコ、フランス、ポルトガルでの新拠点開設を計画しており、リーン変革の継続とCRANES+50戦略の推進により、クレーン市況の変動に対応できる体制を強化する。
2026年通期見通しは以下の通り。
・売上高:22億5,000万~23億5,000万ドル
・調整後EBITDA:1億2,500万~1億5,000万ドル
・減価償却費:6,000万ドル
・支払利息:3,500万~3,800万ドル
・法人税費用:1,100万~1,500万ドル
・調整後希薄化後1株利益:0.45~0.90ドル
・設備投資額:4,500万~5,000万ドル(うち約2,500万ドルはレンタル機向け)
・フリーキャッシュフロー:4,000万~6,500万ドル
・再編効果:年間1,000万ドルのコスト削減
同社は2月10日午前10時(米東部時間)に、証券アナリストおよび機関投資家向け決算説明会を開催する予定。
マニトワックは1902年創業、米ウィスコンシン州ミルウォーキー本社。グローブ(Grove)、マニトワック(Manitowoc)、ナショナルクレーン(National Crane)、ポテイン(Potain)、シャトルリフト(Shuttlelift)、アップフィッツ・バイ・アスペン・エクイップメント(Upfits by Aspen Equipment)などのブランドを展開し、子会社MGXエクイップメント・サービシズ(MGX Equipment Services)を通じてサービス事業も強化している。
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