光ビジネスフォーム、旧高尾工場を改修し新拠点を再構築

・約5億円を投じ6月稼働へ

光ビジネスフォーム(東京都八王子市)は2月10日、旧高尾工場(東京都八王子市東浅川町)の建屋を活用した生産設備再構築に向け、約5億円の設備投資を行うことを取締役会で決議したと発表した。2026年6月の稼働開始を予定する。

同社は2024年7月に高尾工場の稼働を終了。その後、新拠点整備に向けた設備投資について検討を進めてきた。2024年2月公表の中期経営計画および2025年2月公表の修正計画では、アウトソーシング事業を軸に需要動向や受託実績を見極めながら再構築を進める方針を示していた。

当初は既存建物を解体し新築する計画で、投資規模は20億~25億円を想定していた。しかし、同社の経営体力や今後の業績見通しに加え、人件費や建築資材価格の高騰を踏まえ、投資規模を見直し。アウトソーシング業務を中心に使用する場合、建物の耐用年数に十分余裕があると判断し、既存建屋を修繕・改修する方針へ転換した。

同社はビジネスフォーム印刷を出発点とし、データプリント分野へと事業転換を進めてきた。一方で、ペーパーレス化の進展により従来型ビジネスの将来的な縮小が避けられないとの認識を示している。こうした環境下で、新拠点の整備は事業構造転換を支える重要投資と位置付ける。

アウトソーシング分野では大型案件が実績化しているほか、複数の取引先から新規相談も寄せられているという。新拠点では足元の案件対応力を高めるとともに、長期的な需要増加に対応できる体制を整備し、事業拡大を図る。

2026年12月期の業績見通しについては、同日公表の2025年12月期決算短信に記載のとおりとしている。

<プロジェクト概要>
所在地:東京都八王子市東浅川町553(旧高尾工場)
内容:旧印刷工場建屋の内外装補修・改修
投資額:約5億円
資金調達:自己資金
稼働時期:2026年6月(予定)

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