ボブキャット(Bobcat Company):2026年2月10日

ボブキャットは2月10日、クラスIフォークリフト向けの高性能リチウムイオン電池パックの新ラインアップを発表した。北米では2026年第1四半期に投入し、一部グローバル市場ではこれに先行して展開する。電動化が進むマテリアルハンドリング分野に向け、安定した高出力と低メンテナンス性を両立した電源ソリューションを提案する。
同社プロダクトマネージャーのジェソン・チェ氏(Jaesung Choi)は「今回のリチウムイオン電池ラインの投入により、フォークリフト事業者の高度な電源ソリューションへの移行を支援する。日常の厳しい使用環境を想定した設計で、耐久性、効率性、生産性を提供する」と述べた。
■フォークリフト用電源の新たな基準
新電池はクッションタイヤ式、空気タイヤ式、3輪フォークリフトに対応。従来の鉛蓄電池に代わる次世代電源として設計した。48ボルトおよび80ボルト仕様を用意し、容量は400Ahと600Ahをラインアップ。倉庫、製造工場、物流センターなど高稼働環境での使用を想定し、強化内部構造と高度なシステム制御を採用した。
■急速充電で稼働率を最大化
多くの同等システムと比べ最大50%速い充電性能を実現。長時間シフトや24時間稼働に対応する。補水や日常的な保守、バッテリー交換が不要で、フリート管理の効率化と予見性向上に寄与する。
■国際安全規格に準拠
電池はバッテリー安全規格「UL2580」を取得。車両搭載時にはフォークリフト規格「UL583」にも適合する。さらに各国市場で求められる主要認証を取得し、産業用途での安全性と品質を担保した。
■過酷環境に対応する堅牢設計
最大5Gの振動に耐える強化構造を採用。精密な熱管理機構とレーザー溶接接続により、高負荷や長時間稼働下でも安定運転を維持する。IP65の防塵・防水設計により、屋内外や混在環境での使用にも対応する。
低温環境では内蔵ヒートパッドが自動作動し、冷凍倉庫や寒冷地でも出力を維持する。
■オペレーター重視の設計
直感的な充放電インターフェース、操作しやすいサイドパネル、自動スリープモード、迅速起動ボタンを備え、日常運用を効率化。整備性にも配慮し、フリートやレンタル用途にも適する。
■総保有コストを低減
モジュール式バッテリーおよびウェイトシステムにより設置の柔軟性を高め、保守の複雑さや在庫管理負担を軽減。定期保守の削減と長寿命設計により、ライフサイクル全体でのコスト低減を図る。
フォークリフト業界でリチウムイオン電池の採用が拡大する中、同社は設計力、認証体制、グローバル販売網を強みに、電動フォークリフトの性能最適化を支援していく。
■MODEX 2026に出展
同社は2026年4月13〜16日に米ジョージア州アトランタで開催される物流・サプライチェーン展示会「MODEX 2026」に出展する。ブースC14364(Building ABC、Level1)で新型リチウムイオン電池と主力マテリアルハンドリング機器を紹介する予定。
MODEXは製造、倉庫、物流分野の専門家が集う北米有数の展示会で、最新ソリューションの展示や技術セミナーが行われる。
■ ボブキャット(Bobcat Company)について
ボブキャットは1958年に小型建機分野を創出して以来、「人々がより多くを成し遂げられるよう支援する」ことを使命に掲げる世界的メーカー。本社は米ノースダコタ州ウェストファーゴ。ローダー、油圧ショベル、トラクター、ユーティリティビークル、テレハンドラー、芝管理機械、軽転圧機、ポータブル電源、産業用エア機器、フォークリフト、各種アタッチメント、部品・サービスを展開する。
ブランドは斗山ボブキャット(Doosan Bobcat Inc.)が保有し、同社は斗山グループ(Doosan Group)傘下にある。
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