ドイツエンジン大手ドイツ(DEUTZ)、独スポーツ支援財団の全国スポンサーに就任

・若手トップアスリートの「デュアルキャリア」支援で産業界とスポーツ界を橋渡し

ドイツ(DEUTZ) :2026年2月5日

ケルン/フランクフルト、独エンジン・動力システム大手のドイツ(DEUTZ)は2月5日、ドイツスポーツ支援財団スポルトヒルフェ(ドイチェ・スポルトヒルフェ財団、Deutsche Sporthilfe)の全国スポンサーに就任したと発表した。若手トップアスリートの競技と就業・教育を両立させる「デュアルキャリア」支援を軸に、スポーツ界と産業界の連携を強化する。

今回のパートナーシップは、ドイツを代表する若手有望選手で構成されるスポルトヒルフェのタレントチーム(Talent Team)を主な支援対象とする。対象選手はすでに国際大会で活躍しており、将来の世界王者や五輪メダリスト候補と位置付けられている。

ドイツ(DEUTZ)は、トップアスリートが競技を通じて培う「主体性」「責任感」「チームワーク」といった能力を、企業における第二のキャリアで正当に評価すべき資質と捉える。セバスチャン・シュルテCEO(Dr. Sebastian Schulte)は「高度人材やマネジメント人材の確保が困難な時代において、すでに見いだされた才能を計画的に支援し、新たな人材プールを開拓することが重要だ。エリートスポーツで培われる競争力は、企業が求める能力そのものだ」とコメントしている。

一方、スポルトヒルフェ(Deutsche Sporthilfe)のマーケティング・営業・イベントを統括するカーステン・ペトリー理事(Karsten Petry)は、「ドイツ(DEUTZ)が全国スポンサーとして加わることを歓迎する。本提携は、若手アスリートの将来に対する明確で前向きな支援の意思表示であり、競技・教育・職業の各側面を包括的に支援する新たなモデルを示すものだ」と述べた。

具体策として、ドイツ(DEUTZ)は新設の「ムービング・タレント(Moving Talents)」プログラムを通じ、タレントチーム所属選手に対し、迅速かつ柔軟な支援を提供する。加えて、交流機会や個別キャリア相談、インターンシップなどを通じ、競技引退後を見据えたキャリア形成の早期段階からの支援も行う。これにより、アスリートは競技後の明確な将来像を描くことができ、企業側は標準的な職務要件では見落とされがちな高い潜在能力を持つ人材にアクセスできる。

またドイツ(DEUTZ)は、ドイツ若手アスリート最高峰の表彰制度であるスポルトヒルフェ・ジュニアスポーツラー賞(Sporthilfe Juniorsportler)のイベントパートナーにも就任した。同賞は1978年に創設され、これまでにミヒャエル・グロース(Michael Groß)、フランツィスカ・ファン・アルムジック(Franziska van Almsick)、ティモ・ボル(Timo Boll)、マリア・リース(Maria Riesch)、マグダレーナ・ノイナー(Magdalena Neuner)らが受賞。2025年はボート競技のマッズ・シュミート(Mads Schmied)が栄冠に輝いている。

今回の提携により、ドイツ(DEUTZ)とスポルトヒルフェ(Deutsche Sporthilfe)は、競技力向上にとどまらず、教育・職業面まで含めた包括的な人材育成を共同で推進する姿勢を明確にした。若手トップアスリートの長期的な活躍基盤を整えると同時に、産業界における次世代人材確保にもつなげていく考え。

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