オカダアイヨンは2月12日、2026年3月期第3四半期連結決算(2025年4月~12月)を発表した。売上高は195億9,800万円(前年同期比0.3%増)、営業利益は19億3,400万円(同6.6%増)、経常利益は20億1,600万円(同6.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は14億600万円(同9.5%増)と、微増収ながら利益面では堅調な伸びを確保した。1株当たり四半期純利益は174.70円(前年同期159.73円)となった。
■業績堅調、価格改定とコスト削減が奏功
当四半期は、米国の関税政策や保護主義的な動きによる先行き不透明感が広がる中、国内では堅調な解体・インフラ工事需要に対応すべく増産と生産性向上に注力。海外では米国・欧州・アジアでの営業体制強化を推進した。
価格改定とコスト削減効果により、売上高は前年同期並みを維持しつつ、各段階利益で増益を達成。特に営業利益率は9.9%と前年同期の9.3%から改善した。
■セグメント別業績
国内事業は売上高147億9,900万円(前年同期比1.0%減)と微減。主力の圧砕機は再開発・老朽建物の建替えによる解体需要が堅調だったものの、人手不足や建設費高騰による工事先送りの影響を受け68億1,300万円(同0.9%減)にとどまった。一方、油圧ブレーカは6億9,400万円(同15.8%増)、鉄骨カッターは18億9,000万円(同20.4%増)と好調。セグメント利益は価格改定効果により15億9,200万円(同0.3%増)と微増益を確保した。
海外事業は売上高47億9,900万円(同4.2%増)と増収。北米ではレンタル各社の在庫調整影響が残り32億9,000万円(同0.5%減)となったが、欧州は圧砕機販売の伸びにより8億600万円(同5.2%増)、アジアはインド・タイ・台湾などで販売を拡大し5億300万円(同51.2%増)と大幅増収。セグメント利益は3億4,900万円(同55.0%増)と大幅増益となった。
■通期予想は据え置き
2026年3月期通期の連結業績予想は、売上高280億円(前期比5.3%増)、営業利益25億円(同9.7%増)、経常利益25億円(同11.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益17億円(同15.2%増)で据え置いた。1株当たり当期純利益は211.25円を見込む。年間配当金は前期から1円増配の75円を予定している。
なお、同社は2025年11月に株式会社アドバンテッジパートナーズと事業提携契約を締結し、資金調達を実施。今後、①QCDの更なる強化、②グローバルでの地位確立、③メンテナンスソリューション強化による顧客生涯価値の最大化を重点戦略として、事業成長を加速する方針。
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