ヤンマーCE、仏オワーズ地域でホイールローダ「V120」が高評価

・販売店・レンタル会社・施工現場が連携、安定稼働と高い生産性を実証

ヤンマーCE EMEA(Yanmar Compact Equipment EMEA):2025年12月9日

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フランス北部オワーズ地域で、ヤンマーCE(Yanmar CE)のコンパクトホイールローダ「V120」が同ブランドの強みを象徴する機種として存在感を高めている。信頼性の高い機械、迅速に対応する人的ネットワーク、そして利用者全体に利益をもたらすバリューチェーンが一体となり、現場適合性と持続性を実証している。

同地域では、販売代理店アトゥ・ネゴス(Atout Négoces)を起点に、建機レンタルのロカシオン・ドラマール(Location Delamare)、施工会社ラメリ・トラヴォー・ピュブリック(Ramery Travaux Publics)へと、ヤンマーのネットワークが一貫して機能。中心となっているのが、堅牢性と収益性で評価されるホイールローダ「V120」である。

■ 長年の現場経験が生んだ信頼関係

アトゥ・ネゴスは、イル=ド=フランス北部、ソンム、オワーズ地区を担当するヤンマーCEの独占販売店で、13年以上にわたり地域の施工会社と強固な関係を築いてきた。同社で営業管理および大口顧客を担当するジョジアンヌ・ロペス(Josiane Lopez)氏は、顧客の業務内容や制約、期待を熟知しており、「販売やレンタルは単なる取引ではなく、信頼関係の構築そのもの」と語る。

「ヤンマーとともに提供するのは、単なる建機ではありません。利用者が最適な条件で作業できるよう、すべてのソリューションを設計しています」(ロペス氏)

■ 地元密着のサポートが導入を後押し

建機レンタル会社ロカシオン・ドラマールがヤンマーを選ぶ理由も、この“近さ”にある。カミーユ・ドラマール(Camille Delamare)氏は次のように話す。

「顧客はヤンマーブランドの信頼性をよく知っています。堅牢で扱いやすく、現場で安心して使える機械です。そして何より、アトゥ・ネゴスやロペスさんの迅速な対応が大きな価値です」

同社はV120を1週間試験導入したところ、高い操作性とコンパクト性、パワーが現場で即座に評価され、正式導入を決定。地域で最初に同機を保有するレンタル会社となった。以来、V120は常に貸し出し中という人気機種に育っている。

■ 現場で証明された「使いやすさ」と「疲労軽減」

施工会社ラメリ・トラヴォー・ピュブリックで現場責任者を務めるジャン=バティスト(Jean-Baptiste)氏は、V120を「単なる機械ではなく相棒」と表現する。土工、電線管の敷設、舗装や駐車場整備など、多様な作業でその性能を評価している。

「操作性と精度、そしてコンパクトながら十分な力。バランスが非常に良く、オペレータにとっても扱いやすい機械です」

同氏は生産性向上だけでなく、作業員の疲労軽減にもつながると指摘する。

「思い通りに反応する機械は、作業の流れをスムーズにします。時間も体力も節約できるのです」

ジャン=バティスト氏は8年間ヤンマー機を使用してきており、耐久性と信頼性を高く評価している。またロカシオン・ドラマールの整備品質にも満足しており、納入される機械は常に「すぐ使える状態」で現場に届くという。

■ 販売店・レンタル・施工現場がつくる“良循環”

V120は、高性能な技術を基盤にしつつ、人と人のつながりで価値を最大化するというヤンマーの姿勢を体現するモデルだ。販売店、レンタル会社、施工会社の三者連携により、導入時点で最適な設定が施され、予期せぬ事態にも迅速に対応できる体制が整っている。

アトゥ・ネゴス、ロカシオン・ドラマール、ラメリ・トラヴォー・ピュブリックの三者の協力関係は、ヤンマーが掲げる「Building with You(ビルディング・ウィズ・ユー)」精神を体現するものであり、同社製品の信頼性が現場で“動きとして”証明されている。

どれほど高性能な建機であっても、その力を最大限に発揮するには、機械を支える情熱あるパートナーの存在が欠かせない。V120の成功は、まさにその好例といえる。

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