アトラスコプコ、ブラジル北東部のコンプレッサ販売会社を買収へ

アトラスコプコグループ(Atlas Copco Group) :2025年12月8日

スウェーデン・ナッカ発、産業用機械大手アトラスコプコグループ(Atlas Copco Group)は、ブラジル・ペルナンブーコ州レシフェに拠点を置くコンプレッサ販売会社 Centro do Ar Comprimido do Recife Ltda(通称:Centroar:セントロア) をグループに迎え入れると発表した。

Centroarは、コンプレッサおよび電力関連機器の販売・サービスを手掛け、一般産業、鉱業、製紙、建設、インフラ分野に顧客基盤を持つ。従業員数は28名で、買収完了後はアトラスコプコグループの一員として事業を継続する。

アトラスコプコ コンプレッサ技術事業部門プレジデント フィリップ・エルネンス(Philippe Ernens) 氏は次のように述べている。
「今回の買収により、ブラジル北東部市場での存在感を高め、エンドユーザーとの直接的な関係をさらに強化することができます。」

Centroarは、コンプレッサ技術事業部門のサービスディビジョンに組み込まれる予定で、買収手続きは2026年第1四半期中に完了する見込み。

■ アトラスコプコグループ概要

アトラスコプコグループは圧縮空気・真空ソリューション、エネルギーソリューション、排水・産業用ポンプ、産業用電動工具、組立・マシンビジョンソリューションを提供する4つの事業エリアで構成される。2024年の売上高は1,770億スウェーデンクローナで、従業員数は約5万5,000名。

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