アマダ富士宮事業所、緑化優良工場等「経済産業大臣賞」を受賞

・広大な緑地「アマダの森」で生物多様性保全と地域連携を推進

アマダは12月5日、富士宮事業所が、一般財団法人日本緑化センターが主催する「緑化優良工場等表彰制度(全国みどりの工場大賞)」において、2025年度の最高位となる「経済産業大臣賞」を受賞したと発表した。工場緑化の推進と地域社会への貢献が高く評価されたもの。

■評価ポイント

  • 広大な緑地の維持管理
    敷地内約40ヘクタールに及ぶ「アマダの森」を設立当初から維持。多様な動植物が生息する環境を保持。
  • 社員主体のモニタリング活動
    動植物の継続的な調査を実施し、環境データを蓄積。
  • 地域教育への貢献
    小中学生向けフィールドワークを提供し、環境学習の場を創出。
  • 環境配慮型設備の導入
    緑地機能向上を目的に「レインガーデン」を導入、生物多様性保全に積極的に取り組む姿勢が評価された。

■事業所概要

  • 所在地:静岡県富士宮市北山7020
  • 敷地面積:約76.2ヘクタール(うち緑地約44.1ヘクタール)
  • 業務内容:板金加工機械器具、プレス機械器具の開発・製造/微細溶接機の製造
  • 過去受賞歴:関東経済産業局長賞(2021年)、日本緑化センター会長賞(2016年)

■今後の展望

アマダグループは「環境保全活動を通じた持続的発展」を経営方針に掲げ、エンジニアリング力を活かした環境・省エネ配慮型商品の提供を強化する方針。総合加工機械メーカーとして、社会と企業の持続的成長に貢献していく姿勢を示している。

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