・JSW-India運営、射出成形機など実機展示で市場深耕
日本製鋼所は12月2日、インド市場でのプレゼンス向上と顧客との関係強化を目的に、現地法人JSW-Indiaが運営する新拠点「エクスペリエンスセンター(エクスペリエンスセンター、Experience Centre:EC)」を設立したと発表した。
同センターは、中期経営計画「JGP2028」に基づく海外展開施策の一環として開設したもの。成長が続くインドの巨大市場を見据え、同社の機械製品に関する最新技術や実機に直接触れられる体験型の展示を通じて、製品理解の促進と顧客との信頼関係構築を図る交流拠点と位置付ける。
ECは2025年9月27日に開設。インディラ・ガンディー国際空港近郊のハリヤーナー州グルグラムに立地し、延床面積は約840平方メートル。射出成形機、二軸押出機をはじめ、コントローラや原料フィーダなどの周辺機器、フィルム製造装置、真空プレス機、真空ラミネータ機などを展示する。
インドでは、政府による「メイク・イン・インディア(Make in India)」政策の推進や人口増加、経済成長を背景に、プラスチック生産量が今後5年で倍増すると見込まれている。こうした市場環境を踏まえ、ECでは実機展示に加え、代理店を含む技術者向けの教育・研修拠点としての機能も担う。市場ニーズや技術トレンドに応じ、月次でセミナーを開催し、技術力とブランド認知の向上を図る。
また、顧客の課題解決に寄り添いながら、新たな要望や相談にも柔軟に対応できる体制を整備。顧客満足度と信頼性を高め、旺盛な需要への対応力強化につなげる考えだ。
日本製鋼所は、インド市場において「信頼できるパートナー」であり続けることを重視し、今後も製品・サービスの拡充を進めるとしている。